波形からシェイプを生成するフローを紹介しましたが、逆にシェイプから波形(アニメーションデータ)を生成する方法も、もちろん、あります。「シェイプからアニメーションを生成?」ちょっとイメージしにくいかもしれませんが、この使い方をマスターすると、 アニメーションのアプローチが増えますし、CHOPを活用する機会が増えると思います。
波形をシェイプ化する
CHOPS でアニメーションコントロールをしていると、波形状の変形をCHOPSのような直感的なアプローチでコントロールしたい場合があります。Channel SOP はCHOPで生成した波形情報をオブジェクトのポイント位置やUVなどのアトリビュートに割り当てることができます。
SinSound
APPストアをいろいろ検索をしていたら、Oscillatorというiphoneアプリを見つけました。SinやSquare、Sawといった波形音を生成するというものなのですが、The SINE WAVE ORCHESTRA を思い出しました。2004年のICCでのイベントに参加したことがありますが、当時は参加者に専用デバイスを貸し出していました。ラップトップPCにMAX/MSPでサイン波を生成している方も何人かいらっしゃいましたね。自分はTouchで再生していました。それぞれのデバイスの距離によって共鳴具合が変化したりして面白かったです。今ならiPhoneやiPodTouchでもっとお気軽にMyデバイス参加することも可能ですね。で、これがあれば、「ひとりSINE WAVE ORCHESTRA」ができるじゃん、ということで、Touch077とiPhoneで久々にSin波の共鳴でできる揺らぎ音を楽しみました。
New Derivative Store Open
こっそりと新しいDerivativeのストアが開店しました。FTE版(無料版)は昨年の8月に配布が開始されていましたが、PRO版に関しては、βプログラムに参加されているメンバーだけが対象となっていました。
ここで個人的に注目したのは、FTEのコマーシャル使用ライセンスの価格です。商業用に使用してOKに加えてレゾリューションの制限解除で$599です。PRO版が$2200なので、商用にどうしても使いたいんだけど、高いな、という場合は価格的に魅力かもしれません。ファイルも互換性があるので、FTEからいじっていって、必要に応じてアップグレードといったことが可能です。
気になるのはPRO版の機能との差ですが、外部ソフトウェアと連携するためのモジュールやNVIDIAのCUDAを使用するモジュールが無いとのこと。MIDIやDMX、OSC関連のモジュールが使える、使えないでまた判断が変わってきそうですね。現在、以前のライセンスの関係でPRO版を使用しているのですが、FTE版もインストールしてこのあたりの違いを見てみたいと思います。
Compornent の利点
Touch077からCompornentという概念が追加されたことはIntro To Touch077 のエントリでも紹介していますが、関連するオペレータを1つのネットワークにまとめる以外にもTouch017には無いいくつかの利点があります。