シーグラ日記`02

昨年は諸事情によりいけませんでしたが、今年は行きます。
会場を調べるまでサンアントニオが西海岸にあると勘違いしてました。
そりゃ、サンディエゴだっちゅーの (-_-;;

20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日
SIGGRAPHの魅力を知りたい方はこのサイトへ!!
私のSIGGRAPH行脚の師匠です
Furble Kids
 

スケジュール
取りあえず興味のあるものをピックアップ

21日
・8:30~12:15
Course1: Mathematics and Physics for Coding Motion and Interactivity in Web Graphics
・16:00~17:30
SideEffectsユーザーミーティング
今年のスピーカーはソニーピクチャーズ「スパイダーマン」ディズニースタジオで「リングオフファイヤー」だそうです。そしてなんと、Houdini無料版メディアの配付もあるそうです。
・18:00~20:00
Special Session: “Yoda and Beyond”
メイキング オブエピソード2ですね。行く前に映画館で見ておかなければ。

22日
・8:30~17:15
Course30: Character Setup From Rig Mechanics to Skin Deformations: A Practical Approach
仕事に関係している分野なので(^^;。キャラクターセットアップって最近重要視されてますよね。他のところではどんなふうにやっているのか、見ることができるだけでも貴重かもしれません。

Course31: Interactive Geometric Computations Using Graphics Hardware
こっちは趣味的に興味あり

Course32: Stuart Little 2: Let the Feathers Fly
一昨年これの”1″のコースを受講したのですが、1本の作品を1日かけて紹介されると、結構ボリュームあって面白いです。実際のプロダクションワークにそって企画からデザイニング、イメージを作り上げられるまでの行程をまとめてみることができるのが良いですね。
・13:30~17:15
Course28 Motion Capture: Pipeline, Applications, and Use
モーションキャプチャーのパイプラインって結構面倒なんですよね。それぞれのプロジェクトで目的も違うので、これが王道っていうのがあるようで、ないです。
・19:00~21:00
Electronic Theater

23日
・8:30~12:15
Course28: Motion Capture: Pipeline, Applications, and Use
前日からの続き。こういうプログラムの組み方もするようになったんですね
・12:30~14:15
Special Session: When Games Are More Than Toys
・15:15~17:15
Educators Workshop: Life Drawing and 3D Figure Modeling With Maya I:Overview & Startup
ちょっと興味あり 。

24日

25日
・18:00~20:00
Special Session: “Spider-Man: Behind the Mask”
これも、楽しみ。映画はもう見ましたがスピード感溢れるアクションは凄かったです。(^^)

シーグラ日記`02 -7.26-

いよいよ最終日です。カンファレンスで面白いセッションがありました。「タイムマシン」のメイキングなのですが、Digital Domein のHoudini使用例紹介のような内容でした。
タイムマシンのハイライトエフェクトシーンデジタルキャラクタが徐々に骨になって崩れさるエフェクトですが、レーザーのデジタルスキャンでは、アクターの衣装が複雑なデザインであること、髪の毛がロングヘアーで取りこみ結果が良好でないことから、デジタルキャラクタを0から作成するワークフローに切り替えたそうです。序々にばらばらになることから、きちんとした骨、筋肉の構造をもったキャラクタがMAYAで作成、アニメーションが付けられ、ばらばらになるエフェクトはリジットダイナミックスでアニメーションが付けれれていました。
また、髪の毛の表現では、Houdiniで作成されており、MAYA<>Houdiniのデータ連携が上手く取られています。ここの部分はとってもうらやましかったです。(^^; 意外と良く見られるエフェクトシーンでも、そのルックス等で随分と大変なアプローチを取らなければならない場合があるのですね。タイムマシンが作動して、外側の世界がどんどん時間が経過するエフェクトで、植物の成長の部分はHoudiniのL-systemが使用されていました。なんだか半分以上が L-systemの講義みたいな感じでしたが。(^^;時間の経過、季節の設定などをCHOPと連携している点、また建物に沿わせて成長するシーケンスをProjection-SOPでコントロールしていました。 ロードオブリングの洪水のエフェクトシーンの製作例ではオリジナルの流体計算ツールから得たデータをオリジナルのSOPを使用してボリュームレンダリングを行った部分が紹介されていました。馬、アクターは実写とデジタルの両方が用意され、キャラクタアニメーションはMAYAが使用されていました。ここでもMAYA<>Houdiniのパイプラインツールが紹介されていました。こうした得意部分を使ってイメージを作成するのが普通に行われているようです。

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シーグラ日記`02 -7.25-

今日はweb3D関係のカンファレンスを見ています。日本だとこの手の情報がなかなか見つけ出すのが難しいので、SIGGRAPHは情報収集には良い機会になっています。 最初のカンファレンスは、”Creating Inteructive 3Dweb Content Using AXEL” というタイトルでクリエーターがプログラミングを行わずにweb3Dコンテンツを製作する手法を紹介していました。まぁ、半分コンテンツ製作ソフトのデモンストレーション見たいな内容でしたが、「結構いろんなソフトがあるんだなぁ」と思いました。特にタイトルになっているAXELは FLASHのようなビヘイビアを設定するような感覚でオーディオやアニメーションコントロールすることが出来る、良く出来たコンテンツ製作ソフトウェアでした。プレーヤーはやはり、存在するのは仕方ないのでしょうねぇ・・・・このあたりがやっぱり過渡期なんだなぁと思わされます。 次に受けたのが”A Case Study In wed3D Filmmaking” というタイトルでwed3Dの技術を使ってインタラクティブなフィルム作品の作成を行った具体例の紹介でした。基本的なストーリーがあって、その中にインタラクティブ性が取りこまれた作品でした。RPGよりは、ゲーム性が無くて映像が中心といった感じで、昔のHYPER CARD のスタックを思い出しました。

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シーグラ日記`02 -7.24-

時間の合間をぬって機器展示会を見ています。時間の合間に見ているとはいえ、結構ボリュームはあります。今年のSIGGRAPH全体にいえるのですが、こじんまりとまとまった感じがあります。装飾関係はほとんどありませんね。3日間合間をぬって見た中で、個人的に興味があったものをピックアップしていきます。

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