JackOlantern2010

017時代からTouchDesignerのアップデートに対応する際に色々と機能を追加してきています。ハロウィン時期限定のネタw ゲームコントローラーで動かします。
2010制作

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TouchDesigner Kinect & DMXキター!

Derivative.077

3/20にBuild17780がリリースされました。待望のKinectとDMXコントロール機能が追加されています。しかもBuildInサポートでオペレータレベルでのコントロールが可能です。

●DMXとART NETのサポート
DMXは照明関係でポピュラーなプロトコルです。Build17780ではDMX In CHOP、DMX Out CHOPが追加されて、オペレータレベルでDMXプロトコルの入出力に対応しました。今まではMIDI⇔DMX変換コネクタを使用してのやり取りでしたが、よりスマートにDMXコントロールが出来るようになります。
概要はこちらに掲載されています。

●Kinect For Windowsのサポート 
Build17780では2月にリリースされたKinect For Windowsに対応しました。利用するにはKinect For Windowsのドライバをインストールする必要があるため、必然的に対応OSはWindows7になります。(Mac版とか出たらどうするんだろうなぁ。。。)おれまでもヘビーユーザーによるOpenNiと連携した環境がフォーラム上で公開されていましたが、今回の正式対応では、オペレータレベルでのサポート、しかもスケルトントラッキングまで含まれています!(ここ重要w)簡単にスケルトンキャラクタが動かせると面白そうです。デプス情報とRGP情報はKinect TOPから、スケルトントラッキングはKinect CHOP、オーディオはAudio In CHOPで接続されたKinectデバイスを選択可能となっています。様々なツールとOpenNiの連携が公開されていますが、ドキュメントを読む限りでは、アーティストでも簡単にKinect連携環境を整えて、コントロールも容易な感じがします。
概要はこちらに掲載されています。

今ちょっと諸々タスクが積み重なって、すぐにインストールして試せない状況です。あぁ、早く検証してぇ。。。(その前にKinect For Windows買わないといけないんですが。。。)

TouchDesigner MacOSX LIONへのアップグレードに関して

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やっとMacOSXをLIONにしました。
リリース当初、LIONに移行すると、リカバリーパーティションが作成されて、パーティション構成が変更された事によって、BootCampでWindowsが起動しなくなるという事例が幾つかネット上で見られました。
TDのライセンスキーはsysInfoというHDの状態等から自動生成されるシステムコードをDerivativeに渡す事で、キーが発行される仕組みです。パーティションが変更されるとsysInfoが変わるのでキーが使えなくなります。以前、これを知らずにパーティション・サイズを変更して、キーの再発行を頼むのにえらい苦労したことがありました。
今回は事前にキーを無効化してからMacOSXのアップデートを行い、Windows7も再インストールするつもりだったのですが、結果的には、BootCampのパーティションは以前の状態のままで起動可能、SysInfoもアップデート以前と変わりませんでした。少なくとも自分のようにMacOS+Winのようなシンプルな構成なら問題なくBootCampの起動は可能になっているようです。それでも、キーの発行はほぼリアルタイムで行われるので、念のためキーを無効にしてからアップデートすれば、その他でトラブルが発生してクリーン・インストールという事になっても、TouchDesignerの環境をすぐに復帰することが出来るでしょう。
キーの無効化は以前の投稿で紹介しています。

Kantan Mapper のUV固定

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Kantan Mapperはマスク毎に画像を張り込むような使い方では、簡単にセットアップすることができるのですが、以前紹介した、複数のマスクに対して1つの画像をマッピングするケースでは、コンポーネントのUV設定機能を使用できないため、マスクと画像の位置合わせを決めてしまうと、マスクの位置調整ができないという問題がありました。そこで、Kantan Mapperのコンポーネントに後付け改造で、マスクの変更に追従して設定した画像をアップデートする仕組みを考えてみました。

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Kantan Mapper

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077の新機能として紹介されたKantan Mapperはプロジェクション・マッピングのプロジェクション位置を調整する為のコンポーネントです。イメージに合わせたマスクをインタラクティブに作成する事が出来ます。内部はオペレータで構成されているため、プロジェクト個別のカスタマイズも可能です。まずは、ざっと簡単な使い方をまとめてみました。詳しいドキュメントはDerivativeのWikiで公開されています。http://www.derivative.ca/wiki/index.php?title=Kantan_Mapper

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