Touch077からCompornentという概念が追加されたことはIntro To Touch077 のエントリでも紹介していますが、関連するオペレータを1つのネットワークにまとめる以外にもTouch017には無いいくつかの利点があります。
Touch017では16のスライダーとボタン、ビートコントロールの標準的なインターフェースがあらかじめ用意されており、よほど複雑で、インターフェースに独自のアプローチを求めない限り、このインターフェースを利用するユーザーが殆どでした。シンセの解析を行わない限りは、そこから先の発展性が弱かったと思います。Compornentを利用することで、要素ごとにモジュール化することができるようになりました。先日作成したシンセでは、魚をインタラクティブにコントロールする各要素の入力コネクタを用意しました。こうすることで、スライダーUIやゲームパッド、MIDIインタフェース、別のコンポーネントからデータを持ってくる、ということも可能です。動かす部分は使う人次第でいろいろ発展させる事ができる訳です。
同様に出力としてレンダリングイメージを用意することで、2次元的なフィルター処理を追加することもできます。いくつかフィルタのCompornentを用意して、Switch CHOPを使って、フィルタの切り替えを作れば、画像のバリエーションを増やすこともできます。Touch017だと、2Dネタと3Dネタを組み合わせてシンセをカスタマイズするといったことは事実上できませんでした。「仕組みのモジュール化」によって、お手軽にユーザー同士のシンセやノウハウの共有、コラボが即興的にできるようになったといえます。
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