今日はPDI ドリームワークス スタジオへ。丁度すぐ近くの大きなオフィスへ移転するということで、その見取り図や標準的なブースの間取りの見本などを見せていただきました。制作規模は1000人ほどで、これまで見学したスタジオと異なり、制作の波で人数が増減することはあまり無いそうです。アニメーターは60名!!(アニメーションが得意と評価ただいている自社でも!!が付きますw)面白いと思ったのは、キャラクタのクロス部分はキャラクタFX、群衆はCloudと分業されているところです。ファー関連がサーフェースデザインというのも面白いです。金曜日はファミリーや友人をスタジオに招待できる日という事になっているそうで、私たちの他にも見学ツアーのグループが何組もありました。見学をツアーと呼称して、色々展示して説明できるようにするというのはこちらでは一般的のようです。
ジーディーシー日記2012 プロローグ 4日目
サンフランシスコ初日、まずはディスニーファミリーミュージアムに行きました。この博物館、全く知らなかったため、2時間もあれば見られるでしょうと出かけたのですが。。。アーティストが見たら2時間どころじゃ済まないくらい、各ブース、ガン見状態で倍以上の時間はかかります。ウォルトディズニーの生い立ち、アニメーションに対する情熱とそれを支える人々のエピソードを交えながらディズニーアニメーションの歴史を見ることが出来ます。アニメーター必見の博物館です。日本語ガイドを受付で借りる事が出来るので、誰でもじっくり詳細まで楽しむことが出来ます。今回は午後からの予定で半分しか見られなく、後半は後ろ髪引かれる思いでスルーしてきました。機会があったら絶対にまた来ます。
ジーディーシー日記2012 プロローグ 3日目
2日目LAに移動してCGスタジオ、ゲーム開発スタジオを見学します。昨晩の飛行機で移動してホテルに直行だったので、まだLAにいるという実感があまりありません。
午前中はWalt Disney ANIMATION STUDIOSへ。建物の外だけ撮影OKでした。ミッキーの帽子が目印と連絡があったのですが。。。フェンタジアのミッキーのデッカい帽子が建物の一部になっていて、すぐに分かりました。このあたり一帯にディズニーグループ関連の施設が集中しています。向かいはABCのオフィスビルです。ウオルト・ディズニーがアニメーション制作で巨額の収益を得て、この土地を購入したとの事です。それが日本で言うと昭和の始めの事だというから、アニメーションの歴史の深さを感じます。アニメーションスタジオがある建物は、当時ミッキーランドというテーマパークを作る構想があって、そのために建設された建物だったのが、構想がディズニーランドにまで膨らんで、建物だけが取り残されて残ったそうです。確かにスタジオオフィスとしては、吹き抜けがあったりと、内部の作りは随分と遊び心を感じる構造になっています。
ジーディーシー日記2012 プロローグ 2日目
GDC直前スタジオ視察の初日は、アメリカのゲーム業界では評価の高い、デジペン工科大学キャンパスを視察しました。デジペン工科大学は当時の学生が制作したゲームがValve社の目にとまり、チーム全員が雇用されて、後にPortalとなって発売されたというエピソードは日本でも耳にした事があるかもしれません。
私個人としては、自分がゲーム業界に就職した当時はビデオゲーム開発の教育機関は無く、実践でCGのスキルを身につけて来たという経緯もあって、年々複雑化、高度化するビデオゲーム開発の業界に送り込む人材をどのように教育しているのか興味のある事でした。
ジーディーシー日記 2012 プロローグ 1日目
また来た〜サンフランシスコ!ということで、3年ぶりのGDC参加です。今回はGDCの前に西海岸のCGスタジオやゲーム開発スタジオをありったけ見学しちゃいましょう!という、なんともステキなオプショナル視察付きです。視察するスタジオの内容を聞いたら、GDCの方がおまけに見えてしまうくらいのすばらしい内容です。(ただし、結構なハードスケジュールw)
まずは、成田からシアトルに飛びます。シアトルってだけで、Mですか?とか、いやNだろ?とか色々妄想が膨らみますねw 到着当日は午前中なのですが、時差ボケがあるので軽くストアチェックをして、翌日から万全の体調で視察をスタートするという事になっています。今日は視察メンバー全員、睡魔との戦いです。最初に訪れたのは大きなショッピングモール。ここで腹ごしらえして、ゲームショップに行く作戦です。