- スクリプトシステムがPythonに
- 64ビット対応
- PhotoShopのインテグレーション
- CHOP、SOPをスクリプトコントロール
- Kinect1.5への対応
- etc…
個人的に気になるのはβプログラムが始まると、正式リリースとの両立がまた難しくなるのでは??という所ですが、077のBuild18520以降(これはEXPERIMENTALバージョン)であれば、アップグレードした088ライセンスで同時に動かすことが出来るようです。という事で今週末にでもアップグレードしてみようと思っています。
3/20にBuild17780がリリースされました。待望のKinectとDMXコントロール機能が追加されています。しかもBuildInサポートでオペレータレベルでのコントロールが可能です。
●DMXとART NETのサポート
DMXは照明関係でポピュラーなプロトコルです。Build17780ではDMX In CHOP、DMX Out CHOPが追加されて、オペレータレベルでDMXプロトコルの入出力に対応しました。今まではMIDI⇔DMX変換コネクタを使用してのやり取りでしたが、よりスマートにDMXコントロールが出来るようになります。
概要はこちらに掲載されています。
●Kinect For Windowsのサポート
Build17780では2月にリリースされたKinect For Windowsに対応しました。利用するにはKinect For Windowsのドライバをインストールする必要があるため、必然的に対応OSはWindows7になります。(Mac版とか出たらどうするんだろうなぁ。。。)おれまでもヘビーユーザーによるOpenNiと連携した環境がフォーラム上で公開されていましたが、今回の正式対応では、オペレータレベルでのサポート、しかもスケルトントラッキングまで含まれています!(ここ重要w)簡単にスケルトンキャラクタが動かせると面白そうです。デプス情報とRGP情報はKinect TOPから、スケルトントラッキングはKinect CHOP、オーディオはAudio In CHOPで接続されたKinectデバイスを選択可能となっています。様々なツールとOpenNiの連携が公開されていますが、ドキュメントを読む限りでは、アーティストでも簡単にKinect連携環境を整えて、コントロールも容易な感じがします。
概要はこちらに掲載されています。
今ちょっと諸々タスクが積み重なって、すぐにインストールして試せない状況です。あぁ、早く検証してぇ。。。(その前にKinect For Windows買わないといけないんですが。。。)
2週間の視察の旅もいよいよ帰路につく日となりました。帰りはBartで空港まで移動しようということになりました。滞在していたホテルの目の前が丁度駅なので移動も楽ですが、ゴツい切符販売機の前でどうやって買うんじゃ??と慣れないUI(いやあれはUIデザインがなっていないと言いたいw)に四苦八苦したり、目当ての行き先の列車はどれだとかドキドキしましたが、慣れれば非常に簡単、乗り換えも無いし、料金もタクシーより安いです。
最終日です。やはり2週間の視察はジリジリとダメージが来ていますw セッションの開場はこんな感じです。私が参加していなかった2年間、Westでのカンファレンスが無かった年もあったそうですが、今年はWestとNorthに分かれていて、自分にはおなじみの感じとなっています。一部会場が狭い部屋があって、一杯になる事もありますが、大体座ることが出来ました。ちょっと薄暗い部屋でずっと英語を聞いていると睡魔に襲われますw
会場内のGDCストアではGDCグッズの他にプログラミング、アートワーク等ゲーム開発に関連する書籍が販売されています。画集等も取り扱っているので、英語がダメでも結構楽しめます。今回はUNCHARTED3のメイキング本を購入。キャプチャーシーンがほぼ全ページ、カラーで掲載されているので、MOCAP関係者にはたまらない1冊。写真をみながらどんなシステムを使っているのか妄想してニヤニヤしますw