Movie in CHOPのCueパラメータをコントロールして、任意のタイミングでムービーを再生する仕組みを紹介しましたが、このサンプルではIndexパラメータをコントロールしています。前に紹介したサンプル同様にムービーファイルの長さを参照して、最初から最後まで1回再生する仕組みになっていますが、Math CHOPを使って、任意のフレームから再生するというような仕組みを作ることも可能です。
Movie Play Trigger
ムービーファイルをTouchで再生するには、Movie in CHOPを使用しますが、それだけではループ再生するだけの状態です。任意のタイミングでムービーを再生するにはいくつかのオペレータを組み合わせる必要があります。このサンプルはボタンをクリックすると、ムービーファイルを最初から最後まで1回だけ再生する仕組みです。
Houdini Open House in May 2009
インディゾーンさんで5月23日にHoudini Open Houseというイベントがあります。通常のセミナーと異なり、出入り自由でHoudini10のサンプルデータを閲覧したり、ちょっとした質問への対応など、リラックスした雰囲気でHoudiniについてあれこれ情報交換できる場を提供されるといった企画です。Houdini10に関しては、膨大なサンプルデータが用意されているとのことで、興味のあるものをユーザー同士で解析するというのも面白いかもしれません。今のところ私も参加する予定です。場合によってはイベント終了後に有志の懇親会というのもいいかもしれませんね。
詳細はこちらのURLを参照ください。
http://indyzone.jp/catalog/form/houdini/openhouse/may/
TouchDesigner New Build 2505
この週末に新しいBuildがリリースされていました。DerivativeのFORUMでは事前の告知が5月1日にあったようですが、日本はGW真っ只中、私もTouch関連でユーザーさんのお手伝いなどがあり、今日、リリースされているのに気付いた次第です。リリースノートがこちらに掲載されていますが、かなりたくさんのアップデートがあります。コンポーネントレベルでのノードベースの機能がいくつか追加されていたり、OSC関連の機能がアップデートされていたりと、前述したユーザーさんのお手伝いで、もしかしたらこれがあれば!!というようなものがいくつもあったりします。
かなり閉口していたモデリング機能、FBX関連もアップデートされているようなので、少しづつ見て行こうと思います。因みにBuild2505で作成した、.toxファイルの一部が現行のリリースバージョンでは読み込まれずに落ちるという現象を確認しています。FORUMで新しいコンポーネントをダウンロードして試す際には、新しいBuildにしてからのほうが良いかもしれません。
Houdini 10
話には聞いていたのですが、あっという間にリリースされてしまいました。こちらのページから新機能の説明をムービーで見る事ができます。9.5に引き続きシミュレーション系はかなり突っ走っている感はあります。個人的注目はMotionFXという、CHOPSをインタラクティブに操作するUIが追加された事でしょうか。CHOP好きにはたまりません。w ノード萌えな自分としては、アニメーション関係は言うに及ばずモデリングでも、そのまま素でネットワークペーンでチクチクやるのに楽しさを感じるのですが(変態ですね。。。)やはり、一般的にはチャンネルボックスから発展させて行くというのが自然かと思うので、そのあたりがどのくらい使えるのかが楽しみです。
インディゾーンさんでも早速イベントを行うようで、こちらの申し込みページから受付が始まっています。