Movie Play Trigger その2

image090525_01

Movie in CHOPのCueパラメータをコントロールして、任意のタイミングでムービーを再生する仕組みを紹介しましたが、このサンプルではIndexパラメータをコントロールしています。前に紹介したサンプル同様にムービーファイルの長さを参照して、最初から最後まで1回再生する仕組みになっていますが、Math CHOPを使って、任意のフレームから再生するというような仕組みを作ることも可能です。

image090525_02

indexを基にムービーを再生するためには、Movie in CHOPのPlayタブでPlay ModeをSpecify Indexを指定します。ムービーファイルの大半は30FPSなので、Touch077のデフォルトの再生レート、60FPSでは早回しで再生されるので注意しましょう。サンプルシーンではIndexパラメータがエキスポートされているのが確認できます。

image090525_03

Info CHOPでムービーファイルの長さ(フレーム数)を取り出して、60FPSでのフレーム数に換算する部分は、以前紹介したサンプルシーンとほぼ同じ考えです。このサンプルでは、Math CHOPでフレーム数を2倍にした値をAttack Lengthに、Peak LevelにInfo CHOPで取得したムービーファイルのフレーム数をエキスポートしています。その際、通常のCHOP EXPORTではなく、CHOP関数で直接チャンネルを参照する、CHOP Referenceでエキスポートしています。このサンプルは結果的に以前紹介したものと同じ挙動になる訳ですが、このサンプルのように、Touchで同じようなものを作ったとしても、10人いれば10通りの方法がありうるということが言えます。それがまた、Touchで面白いところでもあります。

Download Touch File