フルスクリーンモードやデュアルモニタモード

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TouchDesigner077でフルスクリーンにしたり、デュアルスクリーンのコントロール方法の質問をいただきました。この機能はパフォーマンスで必須な機能なので紹介しておきます。フルスクリーンモードやデュアルスクリーンの設定を行うには、TouchDesignerのウィンドウ上部にあるメニューバーから、Window Placement…を選択して、Window Placementダイアログで行います。
このダイアログでは、TouchDesignerのDesignerモード、Performモード、マルチモニタの各種設定を行うことが出来ます。

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数理計算なアニメーション

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CGの映像表現では流体シミュレーションやらリジットボディ・ダイナミックスなど物理シミュレーションが実用的に使用されるシーンが多くなっています。リアルタイム・グラフィックスではさすがにプリレンダリングほど複雑な表現はまだまだこれからといった感じです。シミュレーションまでは無理としても、簡単な物理計算式とちょっとしたタイミングの工夫だけでも面白い表現ができます。Touchではバネ計算や微分、積分といった処理がオペレータになっているので、私のような、根っからの文系の人間でも、物理計算を活用することができます。

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シェイプから波形を生成する

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波形からシェイプを生成するフローを紹介しましたが、逆にシェイプから波形(アニメーションデータ)を生成する方法も、もちろん、あります。「シェイプからアニメーションを生成?」ちょっとイメージしにくいかもしれませんが、この使い方をマスターすると、 アニメーションのアプローチが増えますし、CHOPを活用する機会が増えると思います。

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波形をシェイプ化する

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CHOPS でアニメーションコントロールをしていると、波形状の変形をCHOPSのような直感的なアプローチでコントロールしたい場合があります。Channel SOP はCHOPで生成した波形情報をオブジェクトのポイント位置やUVなどのアトリビュートに割り当てることができます。

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SinSound

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APPストアをいろいろ検索をしていたら、Oscillatorというiphoneアプリを見つけました。SinやSquare、Sawといった波形音を生成するというものなのですが、The SINE WAVE ORCHESTRA を思い出しました。2004年のICCでのイベントに参加したことがありますが、当時は参加者に専用デバイスを貸し出していました。ラップトップPCにMAX/MSPでサイン波を生成している方も何人かいらっしゃいましたね。自分はTouchで再生していました。それぞれのデバイスの距離によって共鳴具合が変化したりして面白かったです。今ならiPhoneやiPodTouchでもっとお気軽にMyデバイス参加することも可能ですね。で、これがあれば、「ひとりSINE WAVE ORCHESTRA」ができるじゃん、ということで、Touch077とiPhoneで久々にSin波の共鳴でできる揺らぎ音を楽しみました。

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