Houdini 11 SNEAK PEEK

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SideEffectsのサイトにおいてCEOのKimdevidson氏からのHoudini 11について紹介記事が掲載されました。ボロノイベースの破壊シミュレーションやハードウェアレンダリングの強化、新しいライティングツールなどに加えて、ダイナミクス演算のマルチスレッド化や70倍高速化した新しいパーティクル・ソルバーなど、新機能とパフォーマンス向上がバランス良く組み込まれている印象です。そのほかにもHoudiniヘビーユーザーがニヤリとしそうな新機能についても掲載されています。
パブリックなお披露目はSIGGRAPHに合わせたローンチイベントになるそうです。このイベントも楽しみですね。

原文へのリンク。新機能の紹介ビデオも掲載されています。
インディゾーンさんのBlogに翻訳されたものが掲載されています。

Touch OSC Editor

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TouchOSCを含めiPhone/iPod TouchのOSCコントローラはボタンやフェーダーのレイアウトがあらかじめ決められており、XYパッドが2つほしいとか、ボタンはトグルにしたいといった細かな設定ができない点が不満点でした。Lemurは専用のエディタで自分の好みの環境を構築ことができます。せめてコントローラーのレイアウトができるツールがあればいいのに。。。とLemurの環境をうらやましく思っていました。

そんな要望が多かったのか、TouchOSCのパネルを自由にカスタマイズすることができるエディタがリリースされました。hexlerのサイトから無料でダウンロードすることができます。MacOSX版とWindwos版が提供されています。
使用方法はいたって簡単。右クリックでポップアップを表示して、レイアウトしたいボタンやフェーダーを選択、クリック&ドラックでサイズを設定といった感じです。LED、ボタン、フェーダー、XYパッド、ロータリー、5×5マルチボタン、マルチフェーダー、ラベルが用意されています。iPhone/iPodTouchとのシンクもとても簡単です。エディタを起動しているPCとiPhone/iPodTouchを同じネットワークに繋げて、TouchOSCを起動、Layout>Addで作成したレイアウトを転送するだけです。TouchDesignerとTouchOSCをOSC通信するよりも簡単です。w

さて、このTouchOSC Editor、実はオプションで近日リリース予定のiPad版にも対応しています。広いパネルにはiPhone/iPodTouch版よりも多くのコントローラーを配置することができます。う~ん、こんなにフェーダーやボタンが配置できるんだ。。。と試していたら、だんだんiPadがほしくなってきました。w

Touch OSC+ for iPad

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iPad向けのOSCコントローラに期待って言っている横で、Touch OSCのiPadバージョンがComing Soonで発表されています。広いパネルを活かしてどんな新機能が追加されるのか興味津々です。以前の投稿でTouch OSCとTouch Designerの連携を紹介しましたが、TouchOSCの開発元のhexlerのサイトでいつの間にか、オフィシャル対応ソフトウェアになってます。DerivativeのInside TouchDesignerビデオでも詳細な設定が紹介されているので、iPhone/iPodTouchのOSCコントローラとしてはいちばん導入しやすいのではないでしょうか。

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Lemur and TouchDesigner – Video Synth

巷ではiPadの予約に行列ができたとかで話題になっていますね。新しいユーザー体験だったり、電子書籍(とはいっても日本ではまだ先の話ですね)だったり、新しいデバイスでどう遊ぼうか、とかiPadに期待することは人それぞれですが、自分の場合はやはり、タッチパネルデバイスとして期待するところが大きいです。iPhone、iPodTouch向けにOSCコントローラーアプリがいくつもリリースされているので、これらを利用することはもちろんのこと、大きな画面を活かしたiPad専用OSCコントローラーも期待しています。そんな、ポチリと予約してしまいそうなところに、Derivativeから興味深いビデオがVimeoにUPされました。

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Plastikman Live 2010 Visual Contest

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既にDerivativeサイトで告知されていますが、Plastikman Live 2010 Visual Contestが開催されています。Richie HawtinとDerivativeがTouchDesignerをベースに共同開発したビジュアルツールを使って、ライブイメージを作成。ビデオファイルをUPして応募するコンテストです。コンテストの優勝者の作品は来るPlastikman Live 2010のビジュアルパフォーマンスに採用されるようです。
コンテストに参加するためにはフリー版のTouchDesigner FTEとPlastikman Visuals Environment Kit(PVEK)をダウンロード。PVEKにはPlastikmanのトラックが4つ含まれています。またPVEKの仕組み、サウンドとビジュアルイメージの基本的なコントロール方法がvimeoにUPされています。コンテストに参加しなくてもイントロダクションとしても良い内容構成だと思います。締め切りは3月14日。我こそはと思う方は是非。

http://www.derivative.ca/Plastikman/

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