TouchOSCを含めiPhone/iPod TouchのOSCコントローラはボタンやフェーダーのレイアウトがあらかじめ決められており、XYパッドが2つほしいとか、ボタンはトグルにしたいといった細かな設定ができない点が不満点でした。Lemurは専用のエディタで自分の好みの環境を構築ことができます。せめてコントローラーのレイアウトができるツールがあればいいのに。。。とLemurの環境をうらやましく思っていました。
そんな要望が多かったのか、TouchOSCのパネルを自由にカスタマイズすることができるエディタがリリースされました。hexlerのサイトから無料でダウンロードすることができます。MacOSX版とWindwos版が提供されています。
使用方法はいたって簡単。右クリックでポップアップを表示して、レイアウトしたいボタンやフェーダーを選択、クリック&ドラックでサイズを設定といった感じです。LED、ボタン、フェーダー、XYパッド、ロータリー、5×5マルチボタン、マルチフェーダー、ラベルが用意されています。iPhone/iPodTouchとのシンクもとても簡単です。エディタを起動しているPCとiPhone/iPodTouchを同じネットワークに繋げて、TouchOSCを起動、Layout>Addで作成したレイアウトを転送するだけです。TouchDesignerとTouchOSCをOSC通信するよりも簡単です。w
さて、このTouchOSC Editor、実はオプションで近日リリース予定のiPad版にも対応しています。広いパネルにはiPhone/iPodTouch版よりも多くのコントローラーを配置することができます。う~ん、こんなにフェーダーやボタンが配置できるんだ。。。と試していたら、だんだんiPadがほしくなってきました。w