今日は機器展の視察1日目です。あまりにも広くて、のんびりしている自分では1日では見て回れません。(^^:まずはSGIのブースツアーを利用していろいろと説明を受けました。デバイスで、アームの付いたペン入力デバイスがなかなかおもしろかったです。他のブースでも使用しているのをちらほら見ました。SGI純正では無く、サードパーティ製の物ですが、その会社曰く、オーダーを出してくれればすぐにでもソフトに対応したドライブを書くことは可能だそうです。ちなみに接続はパラレルポートで行っているので、マウスとの共存もＯＫでした。
今日は1日中コースを受講です。午前中はDisnyの新作アニメMulanのメイキング、午後はコンポジットに関するコースです。Mulanのメイキングはなかなか内容的に良かったです。特にグループワークにおけるエレメント単位での作業の話とサイクルアニメーションを専用にレイアウトするソフトウェアの話は、ゲーム開発にも共通する点が多いことで、大変おもしろかったです。コンポジットのコースでもMulanは取り上げられて、見た以上にCGIを使用しています。PACというオリジナルのコンポジットツールの紹介もあって、Mulanは80以上のコンポジットでできあがっているカットもあるそうです。コンポジットで一番多いのがロングの人間ですが、微妙な動きも付いていて、サイクルアニメーションの始まりを変えて、群衆を表現しているカットが良かったです。
今日は昨日に引き続いて、ソフトウェアのユーザー会に出席、そしてエレクトロニックシアターです。ユーザー会は12:45からなので、午前中はアニメーションシアターとEnhanced Realitiesを見ました。アニメーションシアターはタイムスケジュールが決まっており、1日中上映が行われている上映会です。エレクトロニックシアターに入っていない物が多数見ることが出来ます。後述するエレクトロニックシアターも含めて、途中まで見ている現段階で、個人的にはアニメーションシアターのVHX/CarrHotとPingsが良かったです。リアクションや動きに見に覚えがある事を感じさせるのがおもしろかったです。
今日はSISEのユーザーミーティングです。会場はコンベンションセンター正面のPEARBODYホテルです。会場の広さは昨年と比べるとちょっと小さくなっていました。前回、オーランドでのユーザーミーティングの様な感じです。ちょうど同じ日にAlias|Wavefrontのユーザーミーティングがあり、こちらは大変な人だったようです。Bingoのパーフェクトバージョンの上映があったようで、ちょっと羨ましかったです。
いよいよ今日はレジストレーションです。
初日の今日は18:00～開始なのですが、その前にアニメーションフィルムフェスティバルに入選した、大場さんのオリジナルツールがCALで紹介されることになり、その準備をするために昼間からコンベンションセンターへ向かいます。昨年まではスアンドアロンで個別にマシンを占有した運営方法だったのですが、今年からは大量のマシンを用意して、一度に何人もの人が任意にツールを試せるようにネットワーク環境が構築されていました。大場さんの用意したツールはスタンドアロンの環境を想定して用意したため、その修正にほぼ1日掛かりでした。（ご苦労様です。）
