シーグラ日記`98 -7.21-

今日は1日中コースを受講です。午前中はDisnyの新作アニメMulanのメイキング、午後はコンポジットに関するコースです。Mulanのメイキングはなかなか内容的に良かったです。特にグループワークにおけるエレメント単位での作業の話とサイクルアニメーションを専用にレイアウトするソフトウェアの話は、ゲーム開発にも共通する点が多いことで、大変おもしろかったです。コンポジットのコースでもMulanは取り上げられて、見た以上にCGIを使用しています。PACというオリジナルのコンポジットツールの紹介もあって、Mulanは80以上のコンポジットでできあがっているカットもあるそうです。コンポジットで一番多いのがロングの人間ですが、微妙な動きも付いていて、サイクルアニメーションの始まりを変えて、群衆を表現しているカットが良かったです。

コースが終了して、一息ついて、インタラクティブ・ダンス・クラブをのぞいてきました。噂通りにOctainを使ってリアルタイムでイメージを生成していました。おもしろい点は、参加者がタイヤ型になっているボリュームやスイッチ等を使って生成されているイメージに対して変形を加えることが出来る点です。全てMIDIで制御されていました。

しかし、外国の人って老若男女を問わず、踊るのが好きですね。おばあちゃんもがんばって踊っていました。このイベントはよる1時まで行われているようで、そのためのシャトルバスも運行していました。うぅ~ん、すごい。