「PROCEDUALISM」カテゴリーアーカイブ
Inside TouchDesigner
DerivativeのフォーラムページにInside TouchDesigfnerというボードが追加されました。このボードでは.toeや.toxファイルの内容や仕組みをムービーで詳細に解説しています。Touchのオペレータをどのように組み合わせて映像を作り出すか、こうしたサンプルがあると色々参考になります。当然の事ながら解説は英語ですが、ネットワークの画面を出しながら解説されているので、結構理解できます。HD画像にも対応しているのでありがたいです。
TouchDesigner講座@antymark
VJ、インスタレーション等、幅広く活動されているantymarkさんのサイトでTouchDesignere077講座がスタートしています。まず第1回として、FTE版(無料版)のダウンロード、シリアルコードの取得、立ち上げまでが丁寧に解説されています。
せっかく077バージョンから無料版がリリースされているのに、日本語の情報が無くて、どういった手順でダウンロードやシリアルコードを入手するのか、大きな壁になっていたはずです。これを参考にまずは触ってみる、という段階に踏み出すことができるのではないでしょうか。
CMIVFX Intro to Particles
ありそうで、なかったそのまま、ズバリのパーティクル イントロダクションネタです。Houdiniといえば、なにはともあれParticleでしょう。ノードベース・インターフェースとの組み合わせはパラメータコントロールを積み重ねていくことで、従来にない柔軟なパーティクル表現を実現することができるようになった、という点でPOPの功績は大きいと思います。そんなHoudiniのもっとも特徴的な機能がラーニングネタとしてあまり取り上げられていなかったことが、個人的に不思議でたまりませんでした。イントロレベルということで、あまり凝ったテクニックの紹介はありませんが、おっ、こんな使い方が。。。とHoudiniのパーティクルを知るには良いマテリアルだと思います。
New Derivative Store Open
こっそりと新しいDerivativeのストアが開店しました。FTE版(無料版)は昨年の8月に配布が開始されていましたが、PRO版に関しては、βプログラムに参加されているメンバーだけが対象となっていました。
ここで個人的に注目したのは、FTEのコマーシャル使用ライセンスの価格です。商業用に使用してOKに加えてレゾリューションの制限解除で$599です。PRO版が$2200なので、商用にどうしても使いたいんだけど、高いな、という場合は価格的に魅力かもしれません。ファイルも互換性があるので、FTEからいじっていって、必要に応じてアップグレードといったことが可能です。
気になるのはPRO版の機能との差ですが、外部ソフトウェアと連携するためのモジュールやNVIDIAのCUDAを使用するモジュールが無いとのこと。MIDIやDMX、OSC関連のモジュールが使える、使えないでまた判断が変わってきそうですね。現在、以前のライセンスの関係でPRO版を使用しているのですが、FTE版もインストールしてこのあたりの違いを見てみたいと思います。