TouchDesigner FBXインポート その1

image120912_01TouchDesignerでKinect CHOPがサポートされたことで、キャラクターモデルを使ってあれこれ出来るようになったので、FBXファイルインポートをテストしてみました。TouchDesignerでもSOPやCHOPを組み合わせてキャラクターモデルやスケルトンを構築する事は出来るのですが、使い勝手は今ひとつです(泣)今回はKinect for Windowsに付いてきた特典のFBXデータ(クラウディアさん)を使って、どの程度インポートできるか検証しました。 続きを読む

Touch Designer088 ライセンス移行とインストール

image120909_01Derivativeのβテストテージでも案内されているように、βプログラム期間はユーザーからのフィードバックを受付け、随時アップグレードするようなので、近々にプロダクションワークで利用するのはちょっとリスクが大きそうです。プロダクションワークと平行してβテストが行えるように、新たに取得する088ライセンスで起動する077バージョンも用意されているので、当面は2つのバージョンを変更して利用する事になるでしょう。ということで、βプログラムに参加する為の一連の流れを紹介します。 続きを読む

Touchesigner088β リリース

TD088

Derivativeサイトにて本日TouchDesigner088βプログラムが発表されました。既存ユーザーにはライセンスアップグレードで自動的に088βバージョンが使用できるようになるようです。077の時のアンダーグラウンドなテストとは違って、今回は安定度にはそこそこの自信があるようですw
さて、気になる新機能ですが、UIなど見た目の大きなアップデートは無く、機能強化がメインな印象です。
  • スクリプトシステムがPythonに
  • 64ビット対応
  • PhotoShopのインテグレーション
  • CHOP、SOPをスクリプトコントロール
  • Kinect1.5への対応
  • etc…
Pythonがどんな感じで活用できるか幾つかのサンプルが既に用意されているようですが、既存のPythonで構築されたツール郡を取り込むような事は面白そうです。
個人的に気になるのはβプログラムが始まると、正式リリースとの両立がまた難しくなるのでは??という所ですが、077のBuild18520以降(これはEXPERIMENTALバージョン)であれば、アップグレードした088ライセンスで同時に動かすことが出来るようです。という事で今週末にでもアップグレードしてみようと思っています。

UIg コンポーネント解説ビデオ

先日紹介したUIgコンポーネントですが、Derivativeのグレッグ氏がVimeoでコンポーネントのセットアップ方法やコンポーネント内の構造について解説されたビデオが公開されています。各UIの挙動も見る事が出来るので、そのUIを使うと、どのような挙動になるのか参考にもなります。先日のポストでも説明したように、UIg自体がAPIなど開発キットを使用して作成されているのではなく、TouchDesignerのオペレータだけで構築された、制作支援環境です。そして、ドラッグ&ドロップで構築されたUIもまた、TouchDesignerのオペレータで構成されています。ビデオの解説を参考に更に独自のUIにカスタマイズも、オペレータを操作する事で可能です。

UIg ユーザーインタフェース・ジェネレータ

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先日のポストで「TouchDesigner Remoteがリリースされたことで、TouchDesignerでUIを構築する意味が大きくなった」と書きましたが、スライダーやノブなどの部品がブラウザーにライブラリ化されているものの、1つのパネルにまとめるのはパラメータウィンドウで数値をチクチク調整する作業で、結構面倒だったりします。そんな面倒なUIパネルの作成を直感的にしてくれるのが、UIg(ユーザーインタフェース・ジェネレータ)というコンポーネントです。このコンポーネントを作成したシーンに組み込むことで、フローティングウィンドウからドラッグ&ドロップでUI部品を組み込み、レイアウトすることができます。今回はこのUIgコンポーネントの簡単な組み込み方法を紹介します。

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