Touchの開発元であるDerivative社が子供博物館の為に3Dサラウンド・サウンドを活用したコンテンツを開発。ハード回りもデバイスまでコーディネートされており、Touchの柔軟性をアピールしている。
ソフトウェアの開発と同時にこうしたコンテンツの受注、開発はDerivative社のメイン業務となってきている。3Dインタラクティブ・コンテンツツールなんて、まだまだ認知度が無い物を製品として開発していくには、こうした自らその可能性をアピールするということは、重要なことだと感じる。また、こうした現場からのフィードバックがソフトウェアの進化の糧となる。
本来、ソフトウェアは何かの目的の為に使われる道具であるが、何か新しい表現方法となるような物の場合、それ自体の進化にドキドキする。そしてその刺激から何か面白いものを作ってみたいというきっかけにもなる。そういった意味では、現在のTouchは面白い時期にさしかかっているのではないかと思う。