久々の新しいアートワークのアップロード。Touchのハード・ユーザーさんたちは、最近は新しいバージョンのβトライアルにつきっきりらしい・・・ということで、以前よりは新規、更新共に寂しい状況です。新たにアップロードされたシンセファイルは、Derivative社のグレックからのTipシンセ。Audio & Visual、VJに特化したツールとはいえ、mp3プレーヤーのビジュアライザーみたいなベタなネタがアートワークにありませんでしたが、そんな仕組みをTouchでどう構築すれば良いのか、グレックが作ってくれました。ドーナツ型のオブジェクトがマイクからの音声に合わせて、形状が変化して、変化の具合をスライダーで調節できます。仕組みの解析はプロジェクトファイルで。
「Derivative」タグアーカイブ
MacでTouch
TouchのMacOSX版を待ち望んでいる人は結構多い。いまだにDerivativeのフォーラムでこの話題が持ち上がることがある。で、新しく発売されたNvidiaのグラフィックチップを積んだMacBookProではBootCamp上でTouchが動くのが確認されたと、Derivativeのフォーマルで投稿があった。送信者は開発スタッフでもあるBen。う~ん、これはMacユーザーにとって吉報となるのか??自分は元々Mac派だったのだが、Touch使いたいためにWinに乗り換えたところもあるので、まぁどっちでもいいかなぁ・・・といった感じ。MacBookProは同価格帯のWinノートと比較すると、チョット割高。(その割高分は納得できるけど・・・)純粋にMacOSX版が出たらチョット考えるかも知れない。
next-gen TouchDesigner
INTERVALSというライブビデオアート・プロジェクトにおいて、Touchの次世代バージョンが使われていると、DerivativeのHPで紹介があった。このところ、目立った動きのなかったDerivative。実はTouchの次世代バージョンで3年ほど前から鋭意開発している状態だった。その断片はSIGGRAPHのユーザー集会で少しだけ見ることが出来たのだが、ちらっとHPで見られる画面からも分かるように、もう別物といっても良い内容だ。静止画を見ると予想されるのだが、かなり強力なグラフィックボードを要求されそうで、それだけがちょっと悩みどころか・・・なにはともあれ、初めて公式な情報としてお目見えした次世代Touch、今からリリースが楽しみ。
LINK:Derivative
Touch Synth: Kalevad
メタボールとワイヤーオブジェクトの色や大きさ、挙動を変えるシンセ。コントロールの組み合わせで色々なビジュアルが作れるのが面白いです。ビートで挙動するのはカラーのシフトと反転だけなのですが、オフセットやカラーの設定によって思いも寄らないビジュアルが生成されます。厳密にコントロールするよりはランダム性、偶然にある程度任せるほうが面白いビジュアルが出来ると思います。初めてこのシンセを見た時、まさにビジュアルのシンセサイザだなぁと感じました。Mordka2002とMordkaと2つのバージョンがあって、Mordka2002は各パラメータをいろいろいじりながらイメージが変化していく様子を見せるといった使い方。一方Mordkaはプリセットを沢山作って、それらのプリセットをスイッチングし、プリセット間のディゾルブで動きを見せるといった使い方だと思います。