Sketch16 TrailEel

時間と動きを可視化すると、シンプルなジオメトリからは想像できない形状が現れることがあります。これはノイズでちょっと歪めたローポリゴンの球が基になっています。少ないリソースから多様な動きや形状を作り出すProceduralの醍醐味ですね。

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TimeMachine -Tima-

Tima TOPは表示するイメージをInput1のシーケンスイメージの過去フレームから参照、Input2のソースイメージの明暗によって異なる参照フレームを設定することで、歪んだ画像を生成します。

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今ではAfterEffectsをはじめとした各種画像編集ルールではお馴染みの機能ですが、TouchDesignerやHoudiniの前身であるPRISMSで1990年代前半に実装されたのが初めてです。映画『タイムコップ』や『攻殻機動隊』で空間の歪みや光学迷彩の表現で活用されて話題になりました。その当時から時間を歪めるという意味で、TimeMachieを略してTimaの愛称で呼ばれていました。TouchDesignerではその機能をそのまま受け継いでいます。これは当時のPRISMSのカタログです。このカタログが出てきて、「そういえば、TouchDesignerでもTimaがあったっけ・・・」と思い出しました。

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Mathematic Cheap Smoke Animation

これもずいぶん前の宿題・・・カチッとした図柄の煙の絵を動かすのに、色々アプローチはあるのですが、正攻法的な方法としては基絵をメッシュにマッピングしてポイントをアニメーションさせて、煙の絵がモクモクしたような良い具合になるように調整するというのがあります。これはこれでそれらしく見えたのですが、もっとソリッド感みたいなものが強められないかな、と考えて、こんな感じに。。。。。

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