TouchDesigner077 Gold Build

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3年の長いα期間を経て、ようやく077がGold BuildをリリースしたとDerivativeのサイトで発表されました。017からの世代交代からたどると3年どころの話ではないのですが。(途中、UIの大幅な刷新などもあったりしたし。。。)各ユーザーのプロジェクトのみならず、TouchDesigner開発者自身もプロダクションワークを行いながら、機能強化を模索するという開発スタイルを取っている事もあり、様々な機能が加えられては機能が不安定になったりと、パブリック・テストが開始されてからはかなり、カオスな状態でしたが、これからはもう少し安定したリリースとなるのではないかと思います。(もちろん、引き続きバグのFIXは続けられると期待しています!!)

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Shadow Mappring メモ

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TouchDesignerでシャドウマッピングを行う基本的な手順です。Depth Mapをいろいろいじると面白いことができそうですが、現在ドキュメントを読みながら試行錯誤中。。。この手法は影を落とすライトから影を落とすオブジェクトの画像をDepthイメージでレンダリングして、ライトからプロジェクションマッピングするというものです。他にもGLSLシェーダーで影を生成するといった手法がいくつかあります。

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TouchDesigner Remote セットアップ方法

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iPad2を購入してやっと検証する環境が整いました。このiPadアプリがリリースされた為に、iPad所有欲が沸々と盛り上がったようなものです。(購入してすぐは、TouchDesigner Remote以外のアプリをあれこれインストールしてかなり寄り道をしましたが。。。)DerivativeサイトのWikiドキュメントもコツコツとアップデートされており、導入に関してはかなり情報が整ってきました。検証であれこれいじった事もふまえて、セットアップ方法を紹介します。

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UIg コンポーネント解説ビデオ

先日紹介したUIgコンポーネントですが、Derivativeのグレッグ氏がVimeoでコンポーネントのセットアップ方法やコンポーネント内の構造について解説されたビデオが公開されています。各UIの挙動も見る事が出来るので、そのUIを使うと、どのような挙動になるのか参考にもなります。先日のポストでも説明したように、UIg自体がAPIなど開発キットを使用して作成されているのではなく、TouchDesignerのオペレータだけで構築された、制作支援環境です。そして、ドラッグ&ドロップで構築されたUIもまた、TouchDesignerのオペレータで構成されています。ビデオの解説を参考に更に独自のUIにカスタマイズも、オペレータを操作する事で可能です。

UIg ユーザーインタフェース・ジェネレータ

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先日のポストで「TouchDesigner Remoteがリリースされたことで、TouchDesignerでUIを構築する意味が大きくなった」と書きましたが、スライダーやノブなどの部品がブラウザーにライブラリ化されているものの、1つのパネルにまとめるのはパラメータウィンドウで数値をチクチク調整する作業で、結構面倒だったりします。そんな面倒なUIパネルの作成を直感的にしてくれるのが、UIg(ユーザーインタフェース・ジェネレータ)というコンポーネントです。このコンポーネントを作成したシーンに組み込むことで、フローティングウィンドウからドラッグ&ドロップでUI部品を組み込み、レイアウトすることができます。今回はこのUIgコンポーネントの簡単な組み込み方法を紹介します。

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