恒例の如く、セッション概要のざっくり機械翻訳です。セッションの構成が違うので、自分が受講したいセッションを見つけるのがちょっと大変だろうな、と思っていたのですが、丸1日ほどプログラムを見たところ、SIGGRAPHよりも検索しやすい印象を受けました。論文、プロダクショントークといった構成の下にアニメーション、エフェクト、レンダリングといった制作プロセスに即した構成になっているのと、ケーススタディなど別の区分けもされているためだと思います。
ICCはSIGGRAPHで言うところの論文とテクニカルトーク系の内容、オープンソースや メディア論などで構成されています。論文がSIGGRAPHやEurographicsからのセレクションというのも特徴的です。選りすぐりの最新技術情報を学生に見てもらうという狙いでしょうか。
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UIg コンポーネント解説ビデオ
先日紹介したUIgコンポーネントですが、Derivativeのグレッグ氏がVimeoでコンポーネントのセットアップ方法やコンポーネント内の構造について解説されたビデオが公開されています。各UIの挙動も見る事が出来るので、そのUIを使うと、どのような挙動になるのか参考にもなります。先日のポストでも説明したように、UIg自体がAPIなど開発キットを使用して作成されているのではなく、TouchDesignerのオペレータだけで構築された、制作支援環境です。そして、ドラッグ&ドロップで構築されたUIもまた、TouchDesignerのオペレータで構成されています。ビデオの解説を参考に更に独自のUIにカスタマイズも、オペレータを操作する事で可能です。
UIg ユーザーインタフェース・ジェネレータ
先日のポストで「TouchDesigner Remoteがリリースされたことで、TouchDesignerでUIを構築する意味が大きくなった」と書きましたが、スライダーやノブなどの部品がブラウザーにライブラリ化されているものの、1つのパネルにまとめるのはパラメータウィンドウで数値をチクチク調整する作業で、結構面倒だったりします。そんな面倒なUIパネルの作成を直感的にしてくれるのが、UIg(ユーザーインタフェース・ジェネレータ)というコンポーネントです。このコンポーネントを作成したシーンに組み込むことで、フローティングウィンドウからドラッグ&ドロップでUI部品を組み込み、レイアウトすることができます。今回はこのUIgコンポーネントの簡単な組み込み方法を紹介します。
TouchDesigner Japan Vimeo Group
Vimeo にTouchDesignerの日本語グループコミュニティが出来ました。グループ名はTouchDesigner Japan。Derivativeの公式です!!TouchDesignerのチュートリアルやテクニックを紹介するVimeo Group Inside TouchDesigner のビデオを日本語に翻訳アフレコしたものがアップロードされています。現在4つの翻訳ビデオがアップロードされており、順次増える予定です。日本語によるTouchDesignerの情報発信がまだ少ない状況でこれはうれしいニュースです。早速私もグループに参加しました。