Copy CHOP

概要

Copy CHOPは、1番目の入力のタイムラインに沿って、2番目の入力の並列コピーを作成します。
1番目の入力は、トリガーまたは畳み込みのレベルを与えます。
トリガーが発生するたびに、Copy CHOPはモーションの作成に使用することができます。
これはトリガー・モーション、例えばまばたきのような表現に使用することができます。
作成されるコピーは同じです。または、コピーがタイムラインに追加されるたびに、コピーを再クックすることが出来ます。
これは、音が遅れずに重なるかもしれないような、サウンドを複数回トリガーすることに便利です。
出力に追加される各コピーは、他のコピーと完全に異なる場合もあります。
Variablesページから変数を渡すことによって、2番目の(Copy)入力は、変数を使用するCHOPチェーンにすることが出来ます。そして、各コピーを作成するために再クックを行います。

パラメータ- Copy ページ
Copy Method/method

コピー方法を指定します。

  • Triggered Copy / trigger
    2番目の入力は、1番目の入力のトリガーポイントでのみコピーされます。 トリガーポイントは、1番目の入力のチャンネルがトリガーしきい値を超えるたびに発生します。 重複するコピーが追加されます。
  • Convolve / convolve
    1番目の入力のチャネル内のすべてのサンプルについて、2番目の入力はそのポイントにシフトされ、サンプル値でスケーリングされ、出力チャネルに追加されます。
Output Method/output

出力方法を制定します。

  • One Channel per Template Channel / match
    各出力チャネルは、1番目の入力からのチャネルと2番目の入力からの対応するチャネルを組み合わせたものです。
  • One Channel per Copy Channel / accum
    各出力チャンネルは2番目の入力からのチャンネルで、1番目の入力のすべてのチャンネルによってコピーがトリガーされます。
Trigger Threshold/threshold

コピーをトリガーするためのしきい値を設定します。

Remainder/remainder

Common Parameters > Remainder Optionsを参照してください。

  • Discard Remainder / crop
  • Make Output Longer / extend
  • Mix Remainder with Beginning / mix
Keep Non-Scoped Channels/keep

有効にすると、スコープ外のチャネルが出力にコピーされ、無効の場合は削除されます。

パラメータ- Variables ページ
Cook Each Copy/cook

トリガーされたコピーごとに2番目の入力を作り直します。

Param [1-10]/[param1 -10]**

パラメータは、コピーごとに再計算されます。 1番目のフィールドはパラメーター名で、2番目のフィールドはその値です。 CHOPメンバーとメソッドを使用できます。 ここで設定したパラメーターは、関数を介して2番目の入力に接続されたネットワーク内のすべてのCHOPで使用できます。

fetchStamp(key, default)

ここで、default はパラメータの初期値であり、通常は0に設定されます。

Value [1-10]/val[1-10]**
パラメータ- Common ページ
Time Slice/timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope/scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match/srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method/exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。