Count CHOP

概要

Count CHOPは、チャンネルがトリガーまたはリリース・スレッシュホールドと交差する回数をカウントします。
これはスタティック、あるいはリアルタイム(”Cook to Current Frame”)モード、どちらでも動作します。
デフォルトのトリガー値は、入力が0以下(或は同等)の値から0以上の値になる時、カウントが発生するように0になります。
トリガー・スレッシュホールドを交差(トリガー・レベルを過ぎて上昇)すると、トリガー・イベントが発生します。
同様に、リリース・スレッシュホールドを交差(リリース・レベルを過ぎて低下しますこと)すると、リリース・イベントが発生します。
トリガーまたはリリースの上下する入力が水平になる間、オペレーションも実行されるかもしれません。
各イベントで、カウントは1または終了時間まで増減されるか、ゼロへリセットされます。
サンプル毎の時間は、サンプル・レートによって異なります。(すなわち100サンプル/秒は、各サンプルに対する時間は1/100秒です。)
オプションの2番目の入力は、リセット入力です。
1番目のチャンネルがリセット・パルスのチャンネルとして解釈されます。
このチャンネルがゼロ以外の場合はいつでも、すべてのチャンネルのカウントがリセットされます。
3番目の入力は、インクリメント値として使用されます。
これはカウントにデフォルト±1以外の値を指示することができます。
5ずつのカウントにしたい場合、この入力に値が5のチャンネルを渡します。
これで、カウント毎に5ずつ、または2ページ目のOn / Offメニューによって、1秒につき5ずつ増加します。

パラメータ- Trigger ページ
Release = Trigger Threshold/threshold

オンの場合、トリガーしきい値はリリースしきい値としても使用されます。

Trigger Threshold/threshup

カウントをトリガーするために超える必要があるチャネルレベル。

Release Threshold/threshdown

チャネルレベルがこのしきい値を下回ると、リリースカウントがトリガーされます。

Re-Trigger Delay/retrigger

トリガーポイントから新しいトリガーが発生するまでの時間。

Re-Trigger Delay Unit/retriggerunit
Trigger On/triggeron

トリガーしきい値を超えたときに、トリガーが増加するスロープで発生するか、減少するスロープで発生するかを指定します。 指定した反対側の斜面でリリースが行われます。

  • Increasing Values / increase
  • Decreasing Values / decrease
パラメータ- Count ページ
Limit/output
  • Off / off
  • Loop Min/Max / loop
    Limit Minimum / Maximumで指定された値の間でループを繰り返します。
  • Clamp Min/Max / min
    クランプは、限界値を上回ったり下回ったりすると、カウント値を最大/最小値に保持します。
  • Loop Min, Clamp Max / lc
    カウントを最大制限にシフトすることにより、制限間でカウントをループバックします。
  • Clamp Min, Loop Max / cl
    カウントを最小制限にシフトすることにより、制限間でカウントをループバックします。
Limit Minimum/limitmin

最小許容カウント数。

Limit Maximum/limitmax

最大許容カウント数。

Off to On/offtoon

トリガーイベント(オフからオン)が発生したときに実行する操作。

  • None / none
  • Increase Count / inc
  • Decrease Count / dec
  • Increase Count by Time / inctime
  • Decrease Count by Time / dectime
  • Reset Count to Zero / reset
While On/on

入力がトリガーされた(オン)状態で実行する操作。

  • None / none
  • Increase Count / inc
  • Decrease Count / dec
  • Increase Count by Time / inctime
  • Decrease Count by Time / dectime
  • Reset Count to Zero / reset
On to Off/ontooff

リリースイベント(オンからオフ)が発生したときに実行する操作。

  • None / none
  • Increase Count / inc
  • Decrease Count / dec
  • Increase Count by Time / inctime
  • Decrease Count by Time / dectime
  • Reset Count to Zero / reset
While Off/off

入力がトリガーされていない(オフ)ときに実行する操作。
注:スクリプトは、CHOPの上位ノードにあるかのように、CHOPの親ノードを基準にして実行されます。

  • None / none
  • Increase Count / inc
  • Decrease Count / dec
  • Increase Count by Time / inctime
  • Decrease Count by Time / dectime
  • Reset Count to Zero / reset
Reset Condition/resetcondition

このメニューは、リセット入力がチャンネルのリセットをトリガーする方法を指定します。

  • Off to On / offtoon
    リセット入力がオフになると、チャネルはリセットされます。
  • While On / on
    リセット入力がオンになると、チャネルがリセットされます。 入力がオフになるまで、チャネルはリセット値を保持します。
  • On to Off / ontooff
    リセット入力がオフになると、チャネルがリセットされます。
  • While Off / off
    リセット入力がオフになると、チャネルがリセットされます。 入力がオンになるまで、チャネルはリセット値を保持します。
Reset Value/resetvalue

チャネルはリセット時にこの値に設定されます。

Reset/reset

このボタンは、チャンネルをリセット値にリセットします。

Reset Pulse/resetpulse

リセットパルスを送ります。

パラメータ- Common ページ
Time Slice/timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope/scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match/srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method/exportmethod

This will determine how to connect the CHOP channel to the parameter. Refer to the Export article for more information.
CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。