UDP Out DAT

概要

UDP Out DATは、遠隔地にあるコンピュータとの間でUDP接続を介して情報を送信するために使用します。メッセージの送信には、udpoutDAT_ClassのsendBytes()またはsend()メソッドを使用します。
このノードはOUTノードですが、送信先のマシンから返信メッセージを受け取ることができます。このメッセージは、UDP In DATと同様、DATのコンテンツに表示されます。
UDP In DAT、Touch Out DAT、TCP/IP DATの各章も参照してください。
Windows OSの場合、接続に問題がある場合は、Windowsファイアウォールが無効になっていることを確認してください。

パラメータ – Connect ページ
Active / active

このチェックボックスは接続を有効にします。

Protocol / protocol

使用するネットワークプロトコルを選択します。詳しくはNetwork Protocolsの章を参照してください。

  • Messaging (UDP) / msging
  • Multi-Cast Messaging (UDP) / multicastmsging
Network Address / address

送信先のIPアドレス(例:100.123.45.78)、またはマシン名を入れることができます。もし「localhost」と入れた場合、パイプの反対側が同じコンピュータ上にあることを意味します。マルチキャストを使用している場合は、送信先となるマルチキャストのアドレスをここに記入します。

Port / port

送信先のネットワークポートを設定します。

Shared Connection / shared

同じネットワークプロトコルを使用する他のネットワークDATと同じ接続を使用します。

Row/Callback Format / format

受信したデータをどのように解析するか設定します。

  • One Per Byte / perbyte
    1バイト受信するごとに1行テーブルに追加されます。
  • One Per Line / perline
    受信した1行ごとに、テーブルに1行追加されます。行の終わりは、\n、 \r或いはNULL(\0)文字で区切られます。
  • One Per Message / permessage
    メッセージを受信するごとに、テーブルに1行追加されます。
Local Address / localaddress

送信先のIPアドレスを指定します。システムに複数のNIC(ネットワーク・インターフェース・カード)があり、どのNICを使用するかを選択したい場合に便利です。

Local Port Mode / localportmode

使用するローカルポートを自動または手動で選択することができます。

  • Automatic / automatic
  • Manual / manual
Local Port / localport

上記パラメータがManualに設定されている場合、ここに使用するポート番号を入力します。

パラメータ – Received Data ページ
Callbacks DAT / callbacks

Callbacks DATは、メッセージが来るたびに1回実行されます。

Execute from / executeloc

スクリプトを実行する場所を設定します。

  • Current Node / current
    スクリプトは、現在のノード位置から実行されます。
  • Callbacks DAT / callbacks
    スクリプトは、Callbacks DATパラメータで設定されたDATの場所から実行されます。
  • Specified Operator / op
    このスクリプトは、以下のFrom Operatorパラメータで設定されたオペレーターから実行されます。
From Operator / fromop

Execute from が Specified Operator に設定されている場合に、状態の変化によって DAT がスクリプトを実行するきっかけとなるオペレータです。このオペレータは、Execute from パラメータが Specified Operator に設定されている場合に、スクリプトの実行元となるパスでもあります。

Clamp Output / clamp

DATはデフォルトでは100メッセージに制限されていますが、クランプアウトプットを使えば、無制限を含むあらゆる設定が可能です。

Maximum Lines / maxlines

メッセージの数を制限し、古いメッセージから順にリストから削除します。

Clear Output / clear

見出しを除くすべての行を削除します。パイソンスクリプトで削除する場合、以下の通りです。
`op(“*”opname”*“).par.clear.pulse()`

Bytes Column / bytes

メッセージの生のバイトを別の列に出力します。

パラメータ – Common ページ

参照:共通 Common ページ