UDP In DAT

概要

UDP In DATは、遠隔地にある2台のコンピュータ間のUDP接続で情報を受信するために使用します。このDATは、キューイングやバッファリングを行わずにすべてのメッセージをキャプチャし、必要なメッセージを送信することができます。メッセージを受信したDATは、sendコマンドを使って送信者に返信することができます。メッセージを受信する前にsendコマンドを使用しても、まだどこにデータを送ればよいのかわからないため、動作しません。マルチキャスト・モードでは、マルチキャスト・メッセージを送信するのではなく、最後に取得したマルチキャスト・メッセージの発信者に直接返信を行います。
UDP Out DAT、Touch In DAT、TCP/IP DATの各章も参照してください。
Windows OSの場合、接続に問題がある場合は、Windowsファイアウォールが無効になっていることを確認してください。

パラメータ – Connect ページ
Protocol / protocol

使用するプロトコルを選択します。詳細はNetwork Protocols の章を参照してください。

  • Messaging (UDP) / msging
  • Multi-Cast Messaging (UDP) / multicastmsging
Network Address / address

リッスンするマルチキャストのIPアドレスを設定します。

Port / port

リッスンするネットワークポートを設定します。

Shared Connection / shared

同じネットワークプロトコルを使用する他のネットワークのDATと同じ接続を使用します。

Row/Callback Format / format

受信したデータをどのように解析するかを決定します。

  • One Per Byte / perbyte
    1バイト受信するごとにテーブルが1行追加されます。
  • One Per Line / perline
    受信した1行ごとに、テーブルに1行追加されます。行の終わりは、\n、 \r或いはNULL(\0)文字で区切られます。
  • One Per Message / permessage
    メッセージを受信するごとに、テーブルに1行追加されます。
Active / active

このチェックボックスは接続を有効にします。

パラメータ – Received Data ページ
Callbacks DAT / callbacks

Callbacks DATはメッセージが来るたびに1回実行されます。使い方は、udpinDAT_Classの章を参照してください。

Execute from / executeloc

スクリプトを実行する場所を設定します。

  • Current Node / current
    スクリプトは現在のノード位置から実行されます。
  • Callbacks DAT / callbacks
    スクリプトはCallbacks DATパラメータで指定されたDATの場所から実行されます。
  • Specified Operator / op
    このスクリプトは以下のFrom Operatorパラメータで設定されたオペレーターから実行されます。
From Operator / fromop

Execute from が Specified Operator に設定されている場合に、状態の変化によって DAT がスクリプトを実行するきっかけとなるオペレータです。このオペレータは、Execute from パラメータが Specified Operator に設定されている場合に、スクリプトの実行元となるパスでもあります。

Clamp Output / clamp

DATはデフォルトでは100メッセージに制限されていますが、クランプアウトプットを使えば、無制限を含むあらゆる設定が可能です。

Maximum Lines / maxlines

メッセージ数を制限し、古いメッセージから順にリストから削除します。

Clear Output / clear

見出しを除くすべての行を削除します。パイソンスクリプトで削除する場合は以下の通りです。
`op(“*”opname”*“).par.clear.pulse()`

Bytes Column / bytes

メッセージの生のバイトを別の列に出力します。

パラメータ – Common ページ

参照:共通 Common ページ