Point Sprite MAT

概要

Point Sprite MAT は Point Sprite(Particle SOP、DAT to SOP、Convert SOP で作成可能)のアトリビュートを制御します。色やカラーマップを適用したり、作成したポイントスプライトのサイズを正方形から長方形に変更したり、ポイントスプライトのサイズを拡大縮小することができます。
ポイントスプライトの最終的なサイズは、カメラからの距離に関係なく(減衰を使用している場合を除く)、幅や高さのピクセル数を制御します。

パラメータ – Point Sprite ページ
Color / color

マテリアルから反射する光の色を設定します。

  • Red / colorr
  • Green / colorg
  • Blue / colorb
Alpha / alpha

マテリアルの不透明度を設定します。このパラメータには、オブジェクトのポイントアルファが掛けられます。

Post-Mult Color by Alpha / postmultalpha

カラーにアルファを乗算することを有効/無効にします。

Color Map / colormap

スプライトに適用するカラーマップを設定します。カラーマップには、スプライトの色が乗算されます。カラーマップのパラメータには、3D / 2D テクスチャアレイ(Texture 3D TOPなどから)を指定することができ、w texture coordinateでアレイからマップを設定します。
ポイントスプライトの最終的なサイズは、次の6つのパラメータの結果と乗算されるpscaleポイントアトリビュート(存在する場合)によって制御されます。このMATが適用できるスケールには2種類あり、それらはAttenuate Point Scaleパラメータを使ってブレンドされ、最終的に1つのポイントスケール(pscaleが乗算される)が作成されます。
共通 Texture Sampling パラメータの章を参照してください。

Offset Left / offsetleft

スプライトの左端をクロップします。

Offset Right / offsetright

スプライトの右端をクロップします。

Offset Bottom / offsetbottom

スプライトの下端をクロップします。

Offset Top / offsettop

スプライトの上端をクロップします。

Constant Point Scale / pointscale

すべてのポイントに均等に適用される一定のスケール値です。Attenuate Point Scaleが0の場合、ポイントのスプライトサイズはpscale * この値になります。

Attenuate Point Scale / attenpscale

この値は、Constant Point ScaleとAttenuated Point Scaleの間でブレンドされます。0は100%Constant Point Scale、1は100%Attenuated Point Scaleを意味します。
カメラから近い距離にあるポイントはNear Point Scaleを使用し、Near DistanceとFar Distanceの間にあるポイントはNear Point ScaleとFar Point Scaleをブレンドしたスケールを使用します。Far Point Distanceよりも遠いポイントは、Far Point Scaleを使用します。

Attenuate Near Distance / attennear

カメラからこの距離よりも近い、またはこの距離にあるポイントは、Near Point Scale パラメータを使用します。

Attenuate Far Distance / attenfar

カメラからこの距離よりも遠い、またはこの距離にあるポイントは、Far Point Scale パラメータを使用します。

Near Point Scale / attensizenear

このポイントスケールはnear distanceに適用されます。

Far Point Scale / attensizefar

このポイントスケールはfar distanceに適用されます。

パラメータ – Deform ページ

参照:共通 Deform ページ

パラメータ – Common ページ

参照:共通 Common ページ