Audio Band EQ CHOP

概要

Audio Band EQ CHOPは、従来のバンド(グラフィック)イコライザーがスライダーバンクを使用して固定周波数帯域の音をフィルターするのと同じ方法で、オーディオ入力チャンネルをフィルターする16バンドイコライザーです。
CHOPは25Hzから22kHzの16バンドを持ち、バンドごとに1つのパラメータを持っています。 1バンド当たりの帯域幅は、前のバンドと次のバンドとの間の周波数の約半分です。
Audio Filter CHOP, Audio Para EQ CHOP, Audio Dynamics CHOP, Audio Spectrum CHOPを参照してください。

パラメータ- Low Bands ページ
Dry / Wet Mix/drywet
25 Hz/band1

25 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

40 Hz/band2

40 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

60 Hz/band3

60 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

90 Hz/band4

90 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

150 Hz/band5

150 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

240 Hz/band6

240 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

370 Hz/band7

370 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

590 Hz/band8

590 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

パラメータ- High Bands ページ
930 Hz/band9

930 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

1.5 KHz/band10

1.5 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

2.3 KHz/band11

2.3 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

3.6 KHz/band12

3.6 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

5.6 KHz/band13

Controls boost/cut at the 5.6 Hz band.
5.6 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

8.9 KHz/band14

8.9 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

14 KHz/band15

14 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

22 KHz/band16

22 Hzを中心にブースト/カットを制御します。

パラメータ- Common ページ
Time Slice/timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope/scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match/srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method/exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。