Texture 3D TOP

概要

Texture 3D TOPは、3Dテクスチャマップを作成します。一連のイメージを1つのピクセルの配列で保存します。このTOPは、マテリアルと同様にTime Machine TOPと併用することができます。マテリアルを使用すると、この配列の中の特定のイメージにWのテクスチャ座標を指定してアクセスすることができ、UとVの座標はそのイメージ上のテクスチャの位置を指定するために使用されます。詳しくは3D Textureの記事を参照してください。
Texture 3D TOPは、異なる形式でイメージのセットを保持するCache TOPに似ています:イメージは別々であり、シェーダ内のすべてのイメージにアクセスするために、マテリアル内のWテクスチャコルディネートを補間するために使用することはできません。
Texture 3D TOP は、フレームごとに 3D データの 1 つのスライスを入力で置き換えます。すべてのスライスを埋め尽くした後、ラップして最も古いスライスの上書きを開始します。
Texture 3D TOPは、2D Texture Arrayを作成することもできます。2D Texture Arrayは3Dテクスチャとよく似ていますが、正規化されていないwテクスチャ座標を使ってサンプリングされます。(つまり、0が1スライス目、1が2スライス目、2が3スライス目など)テクスチャ配列は、3Dテクスチャと同じように、正規化されていないwテクスチャ座標でサンプリングされます。テクスチャ配列は、2つのスライスの間に位置する座標でサンプリングする場合、異なるスライス間のブレンドをサポートしていません。スライス間の補間が必要ない場合には、3D テクスチャに比べてはるかに高速な代替手段となります。正規化されていない w 座標は、配列内の特定のスライスに直接アクセスすることを非常に簡単にします。
Texture 3D TOP をロックすると、3D と 2D の配列全体が .toe または .tox ファイルに保存されます。

パラメータ – Cache ページ
Type / type

作成するテクスチャの種類を設定します。

  • 3D Texture / texture3d
    イメージを配列(スライス)にしたもの。スライスは、2つのスライスの間にある座標をサンピングするとブレンドすることができます。スライスにはWテクスチャ座標を使用してアクセスします。
  • 2D Texture Array / texture2darray
    スライス間のブレンディングに対応していない配列の連続イメージ。Wテクスチャ座標は正規化されていません。
Active / active

1 に設定すると、Texture3D TOP はキャッシュをイメージで埋め尽くします。texture3D TOP はフレームごとに 3D データのスライスを入力で置き換えます。全てのスライスが一杯になると、最も古いスライスを上書きします。

Replace Single / replacesingle

Onに設定されている間、Texture 3D TOP は Replace Index パラメータで設定したインデックスのスライスを入力イメージに置き換えます。これにより、3Dテクスチャの特定のスライスを自由に置き換えることができます。

Replace Single Pulse / replacesinglepulse

Replace SingleパラメータにOnのパルスを送信します。

Replace Index / replaceindex

Replace Single がOnの場合、入力を置き換えるスライスインデックスを設定します。

Pre Fill / prefill

この機能は、1回のcookですべてのスライスを事前に設定するために使用します。Onに設定すると、キャッシュを一杯にします。再生中にOnに設定すると、すぐに一杯になります。Onに設定してセーブアウトすると、次回ファイルを開いた時にキャッシュがプリフィルされます。F = 1, $F = 2, $F = 3 などで入力をクッキングしてキャッシュを設定します。詳細はPre-Fillingの章を参照してください。

Pre Fill Pulse / prefillpulse

Pre Fill パラメータにOnのパルスを送信します。

Cache Size / cachesize

Texture 3D TOP が保持するイメージの数を設定します。テクスチャ内の3Dスライスの数です。

Step Size / step

このパラメータは、TOPが1つのフレームをキャッシュに取り込むまでに何フレームスルーするか設定します。Sample Step 1 は連続した各フレームを取り込み、Sample Step 2は他のフレームを取り込みます。
プレフィルを行う際には通常、Texture 3D ノードへの入力を $F に関連した方法で設定します。例えば、Movie File In TOP で Specify Indexパラメータを $F – 1 に設定します。(0が最初のフレームなので)または、$Fに基づいて変換を変更しているNoise TOPなどです。Step Sizeが3の場合、1,4,7などのフレームをcookします。

Reset / reset

When set to 1, the cache is flushed and the TOP is reset.
Onに設定すると、キャッシュがフラッシュされ、TOPがリセットされます。

Reset Pulse / resetpulse

リセットパルスを送信します。

パラメータ – Common ページ

参照:共通 Common ページ