Override CHOPは複数のCHOPソースの入力から、最新の更新チャンネルを出力します。 例えば、1台のMIDIデバイスから16のチャンネルCHOPが入力されて、そして、他の16のチャンネルCHOPが、他のデバイスやプリセットなど他のソースから入力されているとします。この時、Overrideは最新の更新されたチャンネルを選択して、それらの値を出力します。
Override CHOPは、1番目の入力と同じチャンネル数を出力します。 以降の入力が最初の入力よりチャンネル数が多い、或いは少ない場合、存在しない、或いは余分なチャンネルは、無視されます。 出力のデフォルトは1番目の入力チャンネルの値です。モニタされたチャンネルの値が変化すると、一致するチャンネル名またはチャンネル・ナンバーへ値が出力されます。 同じチャンネル名、チャンネル・ナンバーで同時に、2つ以上の入力が更新された場合、優先順位は入力順番によって決まります。
CHOPへの入力数がまたは、チャンネル・マッチの方式(チャンネル・ナンバー、またはネーム)が変更するたびに、Override CHOP出力はデフォルトにリセットされます。
CHOPの長さは、1番目入力の長さになります。 フレームからフレームまで、全て値が同じ場合、出力は変化していません。 どの入力が最新の更新チャンネルであるか、確認するためのオプションのチャンネルを作成することが出来ます。
各入力のチャンネルを監視し、このメニューに従ってそれらを一致させます。
- Channel Number / index
チャンネルのオーダーナンバーで一致させます。
- Channel Name / name
チャンネルを名前で一致させます。
どの入力に最後に変更されたチャネルがあるかを示すインデックスであるチャネル(以下のChannel Nameパラメータで指定)を作成します。
インデックスチャネルの名前を指定します。Create Input Indexのチェックボックスが選択されている場合にのみ使用されます。
これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。
影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。
複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。
- Resample At First Input’s Rate / first
最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
- Resample At Maximum Rate / max
最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
- Resample At Minimum Rate / min
最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
- Error If Rates Differ / err
競合するサンプルレートは受け入れません。
CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。
- DAT Table by Index / datindex
ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
- DAT Table by Name / datname
ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。
Channel Name is Path:パラメータでrelative toを設定することで、エクスポートするすべてのパスのルートノードを指定します。
DAT Table Export Methodsメソッドを使用するときにエクスポート情報を保持するために使用されるDATを指定します。