Delay CHOP

概要

Delay CHOPは遅延を発生させます。複数のチャンネルを、個別に遅延させることが出来ます。各チャンネルは別々の遅延時間を持つことができます。 Math CHOPあるいはFeedback CHOPを使用して、Delay CHOPの連鎖を作成することでエコーを表現することが出来ます。

パラメータ- Delay ページ
Delay / delay

遅延を秒単位で、またはUnitsメニューで決定された単位で。 チャネルごとの遅延を取得するには、me.chanIndexを使用します。 各行に遅延量があるテーブルから、op( ‘delaysTable’)[me.chanIndex、0]を使用します。

Delay Unit / delayunit
Max Delay / maxdelay

上記のDelayパラメーターが動的に変化している場合にパフォーマンスを最適化するのに役立ちます。 Max DelayをDelayパラメーターの予想範囲よりも高い値に設定します。

Max Delay Unit / maxdelayunit
パラメータ- Common ページ
Time Slice / timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope / scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match / srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method / exportmethod

This will determine how to connect the CHOP channel to the parameter. Refer to the Export article for more information.
CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。