Tablet CHOP

概要

Tablet CHOPはWacomタブレットのXとY、ペン・プレッシャー、傾き、各種ペン・ボタンの値を取得します。 2本のペンを各ペンに対して1セットのチャンネルで出力することができます。 Tablet CHOPはCHOPが作成される時にinitialize/installされます。
これは、同じタブレット上で、2台のデバイスの同時使用をサポートします。(Stylus Pen、Airbrushまたは4D Mouse)プライマリ・デバイス(最初に起動したもの)のパラメータは”1st Pen”フォルダでコントロールされます。もう一方のデバイスのパラメータは”2nd Pen”フォルダでコントロールされます。
チャンネルを作成するには、チャンネル名をパラメータに入力します。 すべての軸のレンジは、-1.0 to 1.0です。 Buttonパラメータの値は、Button Upが0、Button Downが1になります。 Active stateがOnの時、すべての軸とボタン・チャンネルはアクティブです。 このCHOPの大部分のパラメータ・フィールドで、 チャンネル名をパラメータに入力すると、パラメータを読み込んで、チャンネルへ出力します。 そうでない場合、チャンネルは作成されません。
タブレットのセットアップ、ペンとタブレットの感度のチューニングに関するアドバイスのために、Wacom Intuosの説明書を読んでください。

パラメータ – 1st Pen ページ
X Coordinate / xcoord
Y Coordinate / ycoord
Pressure / pressure
X Tilt / xtilt
Y Tilt / ytilt
Finger Wheel / tanpressure
Thumb Wheel / zcoord
Rotation / rotation
Button 1 / button1
Button 2 / button2
Button 3 / button3
Button 4 / button4
Button 5 / button5
パラメータ – 2nd Pen ページ

2番目のペンには最初のペンと同じパラメーターがあり、値は2番目のデバイスから取得されます。

パラメータ – Axes ページ
X Coordinate / xcoord2
パラメータ – Buttons ページ
Y Coordinate / ycoord2
Pressure / pressure2
X Tilt / xtilt2
Y Tilt / ytilt2
Finger Wheel / tanpressure2
Thumb Wheel / zcoord2
Rotation / rotation2
Button 1 / button21
Button 2 / button22
Button 3 / button23
Button 4 / button24
Button 5 / button25
パラメータ – Channel ページ
Active / active
  • Off / off
  • On / on
  • While Playing / play
Sample Rate / rate
Extend Left / left
  • Hold / hold
  • Slope / slope
  • Cycle / cycle
  • Mirror / mirror
  • Default Value / default
Extend Right / right
  • Hold / hold
  • Slope / slope
  • Cycle / cycle
  • Mirror / mirror
  • Default Value / default
Default Value / defval
パラメータ- Common ページ
Time Slice / timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope / scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match / srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method / exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。
Export Root / autoexportroot

Channel Name is Path:パラメータでrelative toを設定することで、エクスポートするすべてのパスのルートノードを指定します。

Export Table / exporttable

DAT Table Export Methodsメソッドを使用するときにエクスポート情報を保持するために使用されるDATを指定します。