Oculus Rift CHOP

概要

Oculus Rift CHOPは、Oculus Riftデバイスに接続し、Oculus Riftをプロジェクトに統合するためのチャンネルセットを出力します。
検出されたデバイスの向きを表示し、回転値を他のオペレータに直接入力することが出来ます。 レイテンシを減らすために、predictionで方向を推測することが出来ます。
生のセンサデータも利用可能で、センサの加速度と角速度の両方のオプションがあります。
デバイス較正パラメータは別オプションです。 これらは、投影行列と歪みシェーダを生成するために使用しますが、どちらも利用可能です。(下記およびOculus Rift TOPを参照してください) このデータは一定ですが、今後のデバイスでは異なる場合があります。
Oculus Rift CHOPが出力できる最後の2つの要素は、左目と右目の投影行列です。 これらは、Oculus Riftで適切な3D体験を提供するために、カメラの「カスタムプロジェクション」パラメータに渡します。(また、そうする必要があります) 便宜上、チャネルは、参照によって直接渡されるように整列されます。
Oculus Riftデバイスが接続されていない場合、CHOPはデフォルト値を使用し、Oculus Rift Developer Kitデバイスに対応するチャネルを出力します。 これにより、Oculus Riftが実際に接続されていなくてもプロジェクトを設計することができます。

パラメータ – Setup ページ
Active / active

onの場合、このCHOPはcook時にデータを更新します。

Output / output

3つの異なる出力モードを切り替えます。

  • HMD / hmd
    向き、加速度、角速度、デバイス情報を出力します。
  • Left Controller / leftcontroller
    Left Oculus Controllerからの入力を出力します。
  • Right Controller / rightcontroller
    Right Oculus Controllerからの入力を出力します。
  • Left Projection Matrix / leftmatrix
    出力チャンネルは、左眼の投影行列に対応しています。
  • Right Projection Matrix / rightmatrix
    出力チャネルは、右眼の投影行列に対応しています。
Orientation / orientation

onの場合、出力チャネルにセンサーの向きが含まれます。

Re-Center / recenter
Acceleration / acceleration

onの場合、出力チャネルには加速度が含まれます。

Velocity / velocity

When on, the output channels will include velocity.
onの場合、出力チャンネルには速度が含まれます。

Device Info / deviceinfo

When on, the output channels will include device info.
オンの場合、出力チャネルにはデバイス情報が含まれます。

Controller Buttons / controllerbuttons

コントローラーのボタン情報が含まれます。

Near / near

投影行列のニアクリッピングプレーンの距離を設定します。

パラメータ- Common ページ
Time Slice / timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope / scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match / srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method / exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。
Export Root / autoexportroot

Channel Name is Path:パラメータでrelative toを設定することで、エクスポートするすべてのパスのルートノードを指定します。

Export Table / exporttable

DAT Table Export Methodsメソッドを使用するときにエクスポート情報を保持するために使用されるDATを指定します。