WebSocket DATはWebSocketメッセージを受信して解析します。WebSocketは、Webサーバーとクライアントが使用する高速で効率的な双方向通信プロトコルです。各メッセージは解析され、DATのテーブルの1行として追加されます。テーブルはFIFO(first-in first-out)で、 パラメータで設定した行数に制限されます。受信したパケットごとにオプションのスクリプトを実行することもできます。安全な(tls)WebSocketサーバーもサポートされています。異なるWebSocketサイトへの接続がサポートされており、手動でヘッダーを設定する必要はありません。
SocketIOのサポートについては、SocketIO DATの章を参照してください。
TCP/IP DATの章も参照してください。
オンの時はネットワークポートに送られてきた情報をDATが受信します。オフの間は更新が行われません。ポートに送られたデータは失われます。
サーバーコンピュータのネットワークアドレスを設定します。このアドレスは、foo や foo.bar.com のような標準的な WWW アドレスです。IPアドレスを入れることもできます(例:100.123.45.78)。localhostを入れた場合は、接続の相手が同じコンピュータ上にいることを意味します。
DATがメッセージを受け付けるポートを設定します。
Callbacks DATはメッセージが来るたびに1回実行されます。
スクリプトを実行する場所を設定します。
- Current Node / current
スクリプトは現在のノード位置から実行されます。
- Callbacks DAT / callbacks
スクリプトはCallbacks DATパラメータで指定されたDATの場所から実行されます。
- Specified Operator / op
スクリプトは以下のFrom Operatorパラメータで指定されたオペレーターから実行されます。
Execute from が Specified Operator に設定されている場合に、状態の変化によって DAT がスクリプトを実行するきっかけとなるオペレータです。このオペレータは、Execute from パラメータが Specified Operator に設定されている場合に、スクリプトの実行元となるパスでもあります。
DATはデフォルトでは100メッセージに制限されていますが、Clamp Outputで無制限を含むあらゆる設定が可能です。
メッセージの数を制限し、古いメッセージから順にリストから削除します。
見出しを除くすべての行を削除します。パイソンスクリプトで削除する場合は以下の通りです。
`op(“*”opname”*“).par.clear.pulse()`
メッセージの生のバイトを別の列に出力します。
参照:共通 Common ページ