Vertex SOPは、バーテックス毎(ポイント毎)ベースでアトリビュートを編集、作成することができます。 この点でPoint SOPと類似しています。 これは2つの入力があり、デフォルトで最初の入力ソースを受け継ぎます。
カレントで3つのバーテックス・アトリビュートがサポートされます:
- ディフーズ・カラー
- アルファ
- テクスチャー・コーディネート
アトリビュートが定義されると、ポイント或いは頂点に反映されます。両方同時には反映されません。 この為、入力ジオメトリーがポイント・アトリビュートでディフューズ・カラーを持っている場合、アトリビュートは、自動的にバーテックス・アトリビュートに”elevated”されます。(ディフューズ・カラーがVertex SOPで追加される場合)
SOPは、あらゆるプリミティブのあらゆるバーテックスを処理します。
各バーテックスを処理するための変数が用意されています。
- 処理するプリミティブのバーテックス・ナンバー
- 処理するプリミティブのバーテックス数
- バーテックスによるリファレンス・ポイント
- バーテックスを含むプリミティブ
- ポイントの総数
- プリミティブの総数
バーテックス・アトリビュートに加えて、ポイント・アトリビュートの値を知るための幾つかのローカル変数もあります。(ポジション、ノーマルなど)
入力グループがある場合、このフィールドにグループ名を指定すると、このSOPは指定されたグループに対してのみ動作します。 Pattern Matchingの章で説明されているように、パターンを受け入れます。
入力ジオメトリの頂点カラー属性をパススルー、作成、削除します。ポップアップメニューから選択します。
- Red / diffr
- Green / diffg
- Blue / diffb
ポップアップメニューから選択して、入力ジオメトリの頂点アルファ(透明度)アトリビュートをパススルー、作成、削除します。
ローカル変数 $CAを使用すると、既存の頂点アルファ属性を変更できます。
Select from the pop-up menu in order to pass through, create, or remove vertex texture attributes from incoming geometry.
- mapu
- mapv
- mapw
入力ジオメトリからクリース アトリビュートをパススルー、作成、または削除するには、ポップアップメニューから選択します。
クリース ウェイト アトリビュートを使用して、サブディビジョンサーフェスの個々のエッジク リース ウェイトを設定できます(Subdivide SOPを参照)。 このバーテックス アトリビュートは、その頂点からポリゴン内の次の頂点に向かうエッジの重みを定義します。 たとえば、三角形(頂点0、1、2)の場合、頂点1のアトリビュートはエッジ(1、2)のクリース ウェイトを定義します。 頂点2の属性は、エッジのクリース ウェイト(2、0)を定義します。 クリース ウェイトは0より大きくする必要があります。クリース ウェイトの値が大きいほど、細分化されたときにエッジがシャープになります。
クリース アトリビュートは、Subdivide SOPに渡すことで視覚化できます。
- custom[1-4]val1
- custom[1-4]val2
- custom[1-4]val3
- custom[1-4]val4