Audio Play CHOP

概要

Audio Play CHOPは、DirectSoundを使用している音声出力装置からサウンド・ファイルを再生します。
それは最高48.000kHz、.aif、.mp3、.midと.wavファイルをサポートします。これらのモノラル、ステレオ、最高5.1チャンネルにまで対応しています。
音声チャンネルは7.1、あるいはそれ以上のDirectSound使用するどのようなスピーカー・ロケーションにも送ることができます。
下記のOutputsセクションを確認してください。
1番目の入力(Input 0:Triggers)はオーディオ・ファイルを再生するトリガーに使用されます。
2番目の入力(Input 1: Volume)、ボリューム・コントロールに使用されます。入力が接続されていない場合、Volumeパラメータが使用されます。
3番目の入力(Input 2: Pan)パニングに使用します。入力が無い場合はセンターにあるとみなされます。
DAT Listパラメータを使用する場合、入力は個々に各ファイルを操作するために、マルチ・チャンネルに対応します。
Multiple Audio Play CHOPsは、異なる装置に出力することができます。
Audio Play CHOPは、audioplayコマンドでトリガーする事も可能です。
いくつかのアドバンス・オプションがaudioplayコマンドだけで利用することが出来ます。
ファイルは、ディスクまたはウェブから読み込むことが出来ます。
URLを指定する場合、http://を使用します。

Parameters – AudioPlay Page
Device/device

出力先の利用可能なオーディオデバイスのメニュー。 デフォルトを選択すると、Windowsのコントロールパネル> サウンド> 再生で選択したデバイスにオーディオデバイスが設定されます。

Outputs/outputs
Sound File/file

.aif、.mp3、.mid、.wav、または.m4aオーディオファイルを指定します。 ファイルはモノラルまたはステレオです。

DAT List/datlist

選択するオーディオファイルのリストとして使用するテーブルDATのパスを設定します。 DATリストを使用する場合、CHOPの最初の入力(入力0:トリガー)には、リスト内のファイルを個別に起動する複数のチャンネルを含めることができます。 audioplayコマンドを使用して、インデックスを直接指定できます。

Volume/volume

0 =ミュート、1 =フルボリューム。 2番目の入力(入力1:ボリューム)またはpythonで .play(volume = val)メソッドを使用すると、このパラメーターの値がオーバーライドされます。

Mode/mode

最初の入力を使用してトリガーするときのオーディオのトリガー方法を決定します。

  • Play While On / on
    入力が1のときに再生します。
  • Trigger / trigger
    入力が1になったときに1回トリガーします。
  • Loop / loop
    入力が1になると再生およびループします。
Trigger/trigger

再生するオーディオをトリガーします。

Cook Every Frame/cookalways

CHOPにすべてのフレームをcookさせます。

パラメータ- Output 1 ページ
Stereo Mode/stereo

出力をフロント左とフロント右の2つのチャンネルのみに設定します。
Outputs
このページの出力と次のOutput 2ページは、オーディオデバイスの異なるスピーカー出力にルーティングするためのものです。 すべてのデバイスがすべての出力をサポートするわけではありません。 各スピーカー出力について、ファイルのチャンネルをルーティングして再生することができます。 たとえば、ファイルのフロント左チャンネルをすべてのフロント左スピーカー出力に簡単に出力したり、フロント左チャンネルをフロントおよびリアスピーカー出力の両方に出力したりできます。 各出力パラメーターの値によって、再生するファイルのチャンネルが決まります。以下を参照してください。

  • -1 – no audio plays through this output
  • 0 – front left channel will play
  • 1 – front right channel will play
  • 2 – rear left channel will play
  • 3 – rear right channel will play
  • 4 – center channel will play
  • 5 – sub or low frequency channel will play

このパラメーターページには、次のスピーカー出力があります。

Front Left/frontleft
Front Right/frontright
Front Center/frontcenter
Low Frequency/lowfrequency
Back Left/backleft
Back Right/backright
Front Left of Center/frontleftcenter
Front Right of Center/frontrightcenter
Back Center/backcenter
パラメータ- Output 2 ページ

このパラメーターページには、次のスピーカー出力があります。

Side Left/sideleft
Side Right/sideright
Top Center/topcenter
Top Front Left/topfrontleft
Top Front Center/topfrontcenter
Top Front Right/topfrontright
Top Back Left/topbackleft
Top Back Center/topbackcenter
Top Back Right/topbackright
パラメータ- Common ページ
Time Slice/timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope/scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match/srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method/exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。