Bind CHOP

概要

CHOP チャンネルとパラメータのバインドを可能にします。
Bind CHOP のチャンネルにパラメータがバインドされている場合 (パラメータモード Export または Bind を介して)、チャンネルを変更するとパラメータの値が更新され、逆にパラメータを変更するとチャンネルの値が更新されます。
さらに、Bind CHOP はマルチインプット CHOP であり、入力チャンネルをチャンネル番号またはチャンネル名でマッチングさせます。マッチしたチャンネルを監視し、Bind CHOP の出力チャンネルを更新して、変更された入力にマッチするようにします。パラメータにバインドされている場合(Export モードまたは Bind モードを介して)、マッチした入力またはバインドされたパラメータが変更されると、チャンネルの値が更新されます。
このワークフローは、複数の入力をパラメータにバインドする場合に便利です。例えば、MIDI 入力デバイスからの入力チャンネルと、OSC 入力デバイスからの入力チャンネルがあり、両方のチャンネルでパラメータをコントロールしたいとします。Bind CHOPの出力チャンネルは、パラメータにバインドされていても、入力またはパラメータのどちらかからの最新の変更に同期して更新されます。下記のビデオをご覧ください。

Callbacks DATは変更が開始された場所を照会し、Pythonスクリプトを介してさらなるアクションを実行するために利用可能です。

パラメータ – Bind ページ
Match by / match

インプット間のチャンネルを名前またはインデックスどちらで一致させるか設定します。

  • Channel Number / index
  • Channel Name / name
Channel Pickup / pickup

onの場合、変更された入力値が現在の値が変わるまで、チャンネルの値は更新されません。

Callbacks DAT / callbacks

チャンネルの値が変更された場合、コールバックの DAT を使用して、変更が開始された場所を照会し、Python スクリプトを使用して更なるアクションを実行することができます。

パラメータ- Common ページ
Time Slice / timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope / scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match / srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method / exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。