Pipe In CHOP

概要

Pipe In CHOPはカスタム・デバイスからCHOPへの入力可能にします。 これは、TCP/IPネットワーク接続として実行されます。 Pipe In CHOPのポートへ出力されるユーザーのプログラム、または、別のTouchDesignerプロセス(データはPipe Out CHOPから出力されます。)から接続可能です。
Pipe In出力に送られるチャンネル・データには、CHOPチャンネル(チャンネルは浮動小数点数値であらゆるフレームを指定します)があります。 チャンネルが届くと実行される、TouchDesignerのスクリプト・コマンドでミキシングすることができます。
TIP:TCP/IP In DAT、UDP In DATは、スクリプトコマンドと他のデータパケットをネットワーク上に送る好ましい方法です。 このノードは、Touch In CHOPのようなチャンネル・データの単純なストリームでなく、コマンド・ストリームとして機能する点で、Touch In CHOPと異なります。 インストール・ディレクトリC:/Program Files/Derivative/TouchDesigner*/touch/docs/pipe.に置かれたファイル保存されている、さまざまなコマンドで情報が入力されす。
他の「サーバー」コンピュータ(例えばリモートのTouchDesigner のPipe Out CHOP)からネットワーク上のデータを受け取るには、 データが送られる前に、サーバーとPipe In CHOPの間で接続を確立しなければなりません。 チャンネルに入って来るデータを受け取るサーバー・アドレスとポートを供給しなければなりません。 サーバーは、このCHOPが使用しているポートで接続にリスンしていなければなりません。
Shared Mem In TOPも参照してください。

パラメータ- PipeIn ページ
Connection Mode / mode
  • This Operator is Client / client
  • This Operator is Server / server
Server Address / address

サーバーコンピューターのネットワークアドレス。 このアドレスは、「foo」や「foo.bar.com」などの標準のWWWアドレスです。 IPアドレス(100.123.45.78など)を使用するか、コンピューターのネットワーク名を入力できます。 「localhost」と入力すると、パイプのもう一方の端が同じコンピューター上にあることを意味します。

Server Port / port

サーバーのネットワークポート。

Active / active

Onの間、CHOPはパイプまたはサーバーから情報を受け取ります。 Offの間、更新は行われません。 サーバーから送信されたデータは失われますが、Activeが再びOnになるまでデータが保存されます。 ネットワークモードの場合、このパラメーターをオンにすると接続が開始され、オフにすると接続が切断されます。

Queued / queued

onにすると、ネットワークキューイングが有効になります。 以下のパラメーターを参照してください。

Minimum Target / mintarget

キューのターゲット範囲の下限。 Pipe In CHOPは、この値以上のキューの長さを維持しようとします。

Min Unit / mintargetunit
Maximum Target / maxtarget

キューのターゲット範囲の上限。 Pipe In CHOPは、この値以下のキューの長さを維持しようとします。

Max Unit / maxtargetunit
Maximum Queue / maxqueue

fullのときのキューの最大サイズ。 最大キューに達すると、着信サンプルはドロップされます。 これは、ドロップを開始する前にキューに入れることができるスクリプトコマンドの最大数にも影響します。

Max Queue Unit / maxqueueunit
Queue Adjust Time / adjusttime

キューのターゲット範囲に近づけるよう、サンプルの繰り返し/ドロップの頻度を設定します。 値が1で単位が秒の場合、サンプルを1秒に1回繰り返し/ドロップして、上記の最小ターゲットおよび最大ターゲットパラメータで設定されたキューターゲットを維持しようとします。

Adjust Unit / adjusttimeunit
Reset Channels / reset

すべてのチャネルと受信データを破棄してクリアします。

Allow Incoming Scripts / allowscripts

このパラメーターをOnにしない限り、着信スクリプトコマンドは無視されます。 Offにする方が安全です。

Echo Messages to Console / echo

すべての受信コマンド(チャネルデータではない)をコンソールに出力します。これは、Dialogs メニューから開くことができます。 接続をテストする良い方法は、着信ストリームに echo X コマンドを配置することです。

  • Off / off
  • Full Messages to Console / on
  • All Events to Console / raw
Callbacks DAT / callbacks

受信した各イベントのコールバックを含むDATへのパス。 使用法については、pipeinCHOP_Classの章を参照してください。

パラメータ- Common ページ
Time Slice / timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope / scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match / srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method / exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。
Export Root / autoexportroot

Channel Name is Path:パラメータでrelative toを設定することで、エクスポートするすべてのパスのルートノードを指定します。

Export Table / exporttable

DAT Table Export Methodsメソッドを使用するときにエクスポート情報を保持するために使用されるDATを指定します。