Limit TOP

概要

Limit TOPは、入力イメージのピクセル値を最小値と最大値の間になるように制限し、値または位置によってピクセルを量子化します。
チャネルを制限すると、そのすべての値が指定された範囲内になります。 Minimum/Maximum レンジ外の値がどうなるかを判断するために、いくつかの異なる方法が利用可能です。
ピクセル値を量子化すると、各チャネルが最も近い許容値(quantized values)にスナップされます。 量子化方法は、Floor、Ceiling、Roundです。
ピクセル位置を量子化すると、量子化ステップ内のすべてのピクセルが同じ値になります。 これは、イメージの解像度を下げてから、フィルタリングを適用せずに画像を元のサイズにスケーリングするのと同じです。

パラメータ – Limit ページ
Minimum Function / minop

イメージのピクセル値に制限を適用するときに使用される折り返し方法を設定します。

  • Off / off
    ピクセル値に制限は適用されません。
  • Clamp / clamp
    ピクセル値はMinimumパラメータとMaximumパラメータで定義された範囲に制限されます。範囲外の値は、Minimumパラメータ値またはMaximumパラメータ値に置き換えられます。
  • Loop / loop
    Minimum/Maximum範囲外の値は、間隔の反対側でも継続します。 値が最大値を超えると、ループバックして最小値から再開します。
  • Zig Zag / zigzag
    値が最小値または最大値を超えると、範囲の反対側にミラーリングされます。 値が最大値を超えると反転し、最小値に戻り始めます。
Maximum Function / maxop

イメージのピクセル値に制限を適用するときに使用される折り返し方法を設定します。

  • Off / off
    ピクセル値に制限は適用されません。
  • Clamp / clamp
    ピクセル値はMinimumパラメータとMaximumパラメータで定義された範囲に制限されます。範囲外の値は、Minimumパラメータ値またはMaximumパラメータ値に置き換えられます。
  • Loop / loop
    Minimum/Maximum範囲外の値は、間隔の反対側でも継続します。 値が最大値を超えると、ループバックして最小値から再開します。
  • Zig Zag / zigzag
    値が最小値または最大値を超えると、範囲の反対側にミラーリングされます。 値が最大値を超えると反転し、最小値に戻り始めます。
Minimum Value / min

出力イメージのいずれかのチャンネルで持つことのできる最小値。

Maximum Value / max

出力イメージのいずれかのチャンネルで持つことのできる最大値。

Positive Only / positive

他のすべての制限と量子化が計算された後で、絶対値関数を適用します。 すべてのネガはポジティブになります。

Normalize / norm

出力イメージの値を正規化して、すべての値が正規化された最小値と最大値(デフォルトでは 0 から 1)の間に収まるようにスケーリングとシフトを行います。 この操作には複数の内部レンダーパスが必要で、他の制限操作よりも少し低速です。 他のすべての制限と量子化が適用された後で、正規化が行われます。

Normalize Minimum / normmin

正規化後のピクセルの最小値。

Normalize Maximum / normmax

正規化後のピクセルの最大値。

パラメータ – Quantize ページ
Quantize Value / quantvalue

出力イメージのピクセル値を量子化するために使用する関数を設定します。

  • Off / off
    ピクセル値は量子化されません。
  • Ceiling / ceiling
    ピクセル値は、最も近い量子化ステップに切り上げられます。
  • Floor / floor
    ピクセル値は、最も近い量子化ステップに切り捨てられます。
  • Round / round
    ピクセル値は、最も近い量子化ステップに丸められます。(四捨五入)
Value Step / vstep

画素値の量子化ステップサイズを設定します。

Value Offset / voffset

量子化ステップがゼロにならないように、量子化ステップのオフセットを設定します。

Quantize Position / quantpos

空間の量子化に使用される関数を設定します 。例えば、ピクセル値がより大きなブロックにマージされるようにUV座標を量子化します。

  • Off / off
    位置(空間)の量子化されません。
  • Ceiling / ceiling
    ピクセルは、最も近い空間量子化ステップに(右上に向かって)切り上げられます。
  • Floor / floor
    ピクセルは、最も近い空間量子化ステップ(左下に向かって)に切り捨てられます。
  • Round / round
    ピクセルは最も近い量子化ステップに向かって丸められます。(四捨五入)
Position Step / posstep

UV空間の空間量子化ステップのサイズを設定します。(0-1)

Position Offset / posoffset

0,0からステップを開始しなくてもよいように、空間量子化に適用されるオフセットを設定します。(0-1 UV空間で測定)

パラメータ – Common ページ

参照:共通 Common ページ