Pangolin CHOP

概要

Pangolin CHOPはPangolin社のBeyondとのインターフェースです。Beyondはプロ用のレーザーおよびマルチメディアショーコントロールアプリケーションです。Beyondが起動すると、Pangolin CHOPはレーザーイメージフレームを送ります。イメージフレームは、SOP入力またはCHOP入力から作成されます。
非商用版のTouchDesignerは、Beyondのデモ版のみ利用できます。ライセンス版のBeyondとの連携には、TouchDesignerの商用版またはPro版が必要です。
参照: Laser CHOP

パラメータ – Pangolin ページ
Active / active

無効にすると、CHOPがBeyondに送信されなくなります。また、Beyondが対応する画像もクリアされます。

Source / source

ソース オペレータのタイプを選択します。

  • SOP / sop
    ソースとしてSOPを使用します。 位置属性とは別に、SOPのポイントカラー属性は、カラー出力を決定するために使用されます。
  • CHOP / chop
    ソースにはCHOPを使用します。入力チャンネルは、x, y, z, r, g, b, id という名前で決定されます。最低 x,y チャンネルだけは必要です。すべてのサンプルは、描画される点として解釈されます。点は、idチャンネルを使って一つの図形にまとめることができます。
SOP / sop

ソースとなるSOPへのパスを設定します。

CHOP / chop

CHOPへのパス。入力されたCHOPは、点位置のx,yチャンネルを持っている必要があります。さらに、z,r,g,b,idチャンネルもサポートしています。id チャンネルは、点を 1 つの図形としてグループ化するために使用されます。id チャンネルが存在しない場合のデフォルトでは、各点は分離されて連結されていません。

Zone / zone

Beyondの送信先ゾーンのインデックスを設定します。

Rate Mode / ratemode

Beyondで画像のレートを計算するためのモードを選択します。 注:これは、CHOPのレートではありません。

  • Percent of Projector Sample Rate / percent
    レートは、デフォルトのプロジェクターのサンプルレートのパーセンテージとして計算されます。パーセントは Percent パラメーターで設定します。
  • Sample Rate / sample
    サンプルレートを設定します。
Percent / percent

サンプルレートをプロジェクターのデフォルトのサンプルレートのパーセンテージで指定します。

Sample Rate / rate

Beyondで画像のサンプルレートを設定します。

Vertex Repeat / repeat

画像の各ポイントを何回繰り返すか設定します。(空白のポイントは含みません)

Vector Frame / vector

この機能を有効にすると、画像はベクトルフレームとしてBeyondに送られます。ベクトルフレームは、ブランキングポイントの追加などの余計な計算がBeyondで行われます。無効にすると、画像はポイントとしてDACに送られ、何も追加されません。

Resend Image / resend

画像をBeyondに再送します。

Enable Laser Output / enableout

Beyondでレーザー出力を有効にします。Beyondで Enable Laser Output ボタンを押すのと同じ効果があります。

Disable Laser Output / disableout

Beyondのレーザー出力を無効にします。Beyondで Disable Laser Output ボタンを押すのと同じ効果があります。

Blackout / blackout

ブラックアウトコマンドをBeyondに送信します。Beyondで Blackout ボタンを押すのと同じ効果があります。

パラメータ- Common ページ
Time Slice / timeslice

これをオンにすると、チャネルが強制的に「タイムスライス」されます。 タイムスライスは、最後のクックフレームと現在のクックフレームの間の時間です。

Scope / scope

影響を受けるチャネルを特定するために、一部のCHOPでは、Commonページの
でスコープ文字列を使用することができます。

Sample Rate Match / srselect

複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理方法を設定します。 リサンプリングが発生すると、カーブは補間方法オプションに従って補間されます。補間オプションが使用できない場合はLinearで処理されます。

  • Resample At First Input’s Rate / first
    最初の入力のレートを使用して、他の入力をリサンプリングします。
  • Resample At Maximum Rate / max
    最も高いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Resample At Minimum Rate / min
    最も低いサンプリングレートでリサンプリングします。
  • Error If Rates Differ / err
    競合するサンプルレートは受け入れません。
Export Method / exportmethod

CHOPチャンネルをパラメーターに接続する方法を設定します。 詳細については、Exportの章を参照してください。

  • DAT Table by Index / datindex
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャンネルのインデックスを介してチャンネルを参照します。
  • DAT Table by Name / datname
    ドッキングされたDATテーブルを使用し、CHOP内のチャネルの名前を介してチャネルを参照します。
Export Root / autoexportroot

Channel Name is Path:パラメータでrelative toを設定することで、エクスポートするすべてのパスのルートノードを指定します。

Export Table / exporttable

DAT Table Export Methodsメソッドを使用するときにエクスポート情報を保持するために使用されるDATを指定します。