しつこく、Movieファイル再生ネタです。w このサンプルは30FPSで再生するのではなく、パラパラアニメーションのように一定のタイミングで1コマ1コマ絵を送っていく仕組みです。Timing CHOPから再生タイミングを送っているので、BPMの変更に対応して再生スピードも変化します。サンプルのような数字のカウントのようなゆっくりしたコマ送りから、通常のムービーをBPMに対応させるまで、いろいろと応用できると思います。
ムービーファイルをコマ送りで再生するために、Movie in CHOPのPlayタブでPlay ModeをSpecify Indexを指定します。ムービーファイルの大半は30FPSなので、Touch077のデフォルトの再生レート、60FPSでは早回しで再生されるので注意しましょう。サンプルシーンではIndexパラメータがエキスポートされているのが確認できます。
Timing CHOPのTypeはPulseに設定します。サンプルではPeriodパラメータを1Beatに設定していますが、この部分はどのタイミングでコマを送るかによって、設定が異なります。
Timing CHOPのパルスをCount CHOPでカウントします。この際に Limit Minimumを0、Limit Maximumを ムービーファイルのコマ数 を設定すると、ムービーファイルを1ループ再生して停止します。サンプルでは0から7までの数字のイメージが1コマづつ、8コマのムービーファイルなので、8を設定しています。ムービーファイルはインデックス0が表示されている状態から、1カウント目にインデックス1、2カウント目にインデックス2・・・・・7カウント目にインデックス7を再生して、8コマ目はムービーファイルにインデックス8はないので、インデックス0が表示されます。この法則に従って、Limit Mixmumを設定すると、任意のループ数再生させることも可能です。