発生数や摩擦、ライフタイムなどパーティクルの基本的な挙動をコントロールするアトリビュートはParticle SOPのParticlesタブで設定する。
摩擦の設定
発生したパーティクルに対して摩擦を設定して、時間の経過と共にスピードを低下させることが出来る。
Particle SOPのParticlesタブにあるDragパラメータで摩擦を設定する。デフォルトでは1に設定されているため、Intoroduction01のサンプルデータでは、発生してから時間の経過と共にパーティクルが停止している。0に設定すると摩擦が無くなり、一定のスピードでパーティクルは飛び続ける。数値を大きくすると摩擦が大きくなり短い時間でパーティクルが停止する。-値を設定すると時間の経過と共にパーティクルのスピードは速くなる。
発生数の設定
パーティクルの発生数を1秒間に発生する数で設定することが出来る。
Particle SOPのParticlesタブにあるBirthパラメータで発生数を設定する。デフォルトでは100に設定されているので、1秒間に100のパーティクルが発生していることになる。
消滅時間の設定
パーティクルが発生してから消滅するまでの時間を設定することが出来る。
Particle SOPのParticlesタブにあるLife Expectパラメータでパーティクルが発生してから消滅するまでの時間を設定する。単位はデフォルトでは秒になる。Life Varianceパラメータで消滅時間に+-の誤差を与えることが出来る。サンプルデータではLife Expectが1、Life Varianceが0.5に設定されているので、0.5秒から1.5秒の間でパーティクルが消滅することになる。
消滅時間を設定した場合、Particle SOPのStateタブにあるRemove Unused Pointをチェックすると、停止したシュミレーションに不要なパーティクルポイントを消去する。