TouchDesigner 使用PC移行に際する注意点

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先日のポストにもあるように、新しいMacBookPROはAMDのグラフィックチップになったため、BootCamp上でTouchDesignerが事実上稼動しなくなってしまいました。今使用しているMacBookPROからモデルチェンジしたら移行しようと考えていたので、これはまずい、ということで発表後すぐに型落ちのCore i7モデルをあわてて手配しました。その後しばらく放置状態(Mac部分とWindows部分の移行作業は意外と手間が掛かりますw)だったのですが、とりあえず、すべての環境を新しい(といっても型落ちw)MacBookPROに移行が完了しました。
Windows環境もWindows7に移行。32bit版でTouchDesignerが問題なく稼動しています。今回、マシン移行に際して、TouchDesigner関連の注意点をまとめてみました。古いマシンをまっさらにする前に行わなければならない事があるので注意が必要です。

TouchDesignerのライセンスはインストールされているハード構成(パーティションを含む)、OSを基に作成されるシステムコードと発行される キーライセンスがペアになっています。そのため、他のPCにTouchDesignerをインストールして、今まで使用していたキーライセンスを入力して も、使用することができません。他のPCでTouchDesignerを動かすためには、それまで使用していたマシンでキーライセンスをdisableす る必要があります。手順は以下の通りです。

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ウィンドウ左上のメニューバーより、Dialogs>Key Managerを選択します。
Key Managerウィンドウが表示されます。
現在使用している環境のシステムコードとキーが表示されます。
ウィンドウ右下のManage Keysをクリックします。

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メニューの表示が変わり、インストールされているキーが一覧されます。
※通常は1ライセンスだけ表示されますが、過去に入れ替えたり、アップグレードした場合は無効になったキーも表示されます。
現在、有効になっているキーの欄を選択状態にして、ウィンドウ左下のDisableをクリックします。
Succeed disable key といったメッセージがウィンドウ上部に表示されれば、キーライセンスのdisableは完了です。

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念のためにDerivativeのウェブサイトから登録したユーザーネームでログインして、Keyタブからキーライセンスを参照しましょう。enabledの欄が空欄あるいはNoになっていればOKです。