3Dペイントツールでウェイトの調整を行うことも可能だ。ViewポートでTAB/Character/Paint Chapture Weightsを選択する。編集するオブジェクトを選択して、右マウスボタンクリックで決定する。
ボーンの各ポイントに対する影響度が色によってオブジェクトに表示される。 Ctrlキーを押しながら中マウスボタンでボーンを選択する。選択されたボーンに対する影響度をペイントすることが出来る。
Viewポート上のOperation Contorolsの各パラメータは以下のような内容。
FW :
選択されているボーンのウェイトをOperation controlsで設定された数値 でペイントする。左マウスボタンでペイントされるブラシ。
BW:
選択されているボーンのウェイトをOperation controlsで設定された数値 でペイントする。中マウスボタンでペイントされるブラシ 。
Visualize /BoneColor:
全てのボーンに関するウェイトの状態を表示する。各ボーンの色によってどのくらい影響を受けているのか表示される。
Visualize /SingleBone:
選択しているボーンのみのウェイト状態を表示する。赤は強く影響を受けている箇所で、青になると全く影響を受けていない箇所になる。影響度の度合いによってグラデーションで表示される。
Radius :
ペイントツールの筆の大きさを設定する。
Opacity :
ペイントツールの筆の濃度を設定する。
終了する場合はEscキーを押す。
Paint Capture Weightsモード時にViewポートでCtrl+右マウスボタンをクリックするとPaint Capture Weightsに関するポップアップメニューが表示される。以下に各メニューの内容を紹介しよう。Paint ~Erase Changesまでの項目はFW・BWそれぞれ個別に設定を行うことが出来る。
paint:
通常のウェイトのペイント。
Eye Dropper:
ペイントするポイントから最も近いボーンのウェイトをペイント。
Smooth:
ペイントした結果に対してスムージングをかける。スムージングされた色の度合いに従ってウェイト値も変更される。
Erase Changes:
ペイントする前の状態に戻す。
Circle Brush:
丸いペイントブラシを使用する。
Square Brush:
四角いペイントブラシを使用する。
Bitmap Brush:
ビットマップデータをブラシ形状として使用する。ビットマップの設定はOptionウィンドウで行う。
Orient Brush To Surface:
ブラシの向きをサーフェースに沿うように変更する。
Accumulate To Stencil:
より詳細にブラシをカスタマイズすることが可能。(このページでは説明を省略します。)