Touchっていったいどんなソフトなのよ??と興味を持たれている方々へ。Touchにはコンテンツを再生するためのフリーで利用できるPlayerが配付されている。これを体験することで、Touchからどのようなコンテンツを作ることができるのか、イメージできるだろう。VJソフトウェアの分類として扱われることが多いが、作り手の使い方次第で創り出されるコンテンツはいろいろと可能があるだろう。
日本語ページからのダウンロード
Derivative社のホームページには日本語バージョンが用意されており、ここから日本語の説明でPlayerをダウンロードすることができる。 http://www.derivativeinc.com/home/J_Home.aspにアクセスしてみよう。英語ページの右上からもリンクが張られている。
ページのメニューバー”TOOL”からダウンロードページにアクセスできるが、最新情報からのリンクが日本語ダウンロードページに繋がっている。TOOLからのリンクはなぜか英語ページ・・・どちらでもダウンロードできるプレーヤーの内容は同じだ。
ダウンロードページの”必要システム構成”を読んで、自分の環境で使用可能かどうか確認しよう。現状ではWindows NT、2000 、XP、3D表示機能を備えたグラフィックカード、PrentiumまたはAthelon 400MHzが必須となっている。また、今後どのようなプラットフォームに展開して欲しいか、 アンケートフォームが用意されている。項目にMacOS Xがあるので、Macな方々はチェックしておこう。(^^;; 必要システム構成の条件を満たしていることを確認したら、ダウンロードのボタンをクリックして、インストーラーをダウンロードする。ダウンロードしたファイルは解凍して、Setup.exeをダブルクリックするとインストールが開始される。得に特別な設定項目は無いので、デフォルトのままインストールしよう。インストールが終了するとデスクトップにショートカットが作成される。スタートメニューには起動とアンインストールが登録される。
パフォーマンステスト
デスクトップのショートカットをダブルクリックして、Playerを起動してみよう。まず、”ACID TEST”の”GO”ボタンをクリックしてパフォーマンステストを行う。いくつかのイメージが表示されたのち、テスト結果がScoreに表示される。 ScoreにはPixel Fill、Geometry、CUPの3つの項目があります。3つの項目それぞれが100以上であれば、十分なパフォーマンスと判断できる。ほとんどのsynths(シンセ:Playerで再生するコンテンツ)ではPixel Fullのパフォーマンスが要求される。GeometryはPixel Fullほどパフォーマンス値は重要ではない。CPUパフォーマンスに関して、ペンティアム2やペンティアム3の初期バージョンではパフォーマンス値が低い結果になるが、上記のグラフィック・パフォーマンスが十分であれば問題ないだろう。
Video Calibrationではプロジェクターのキャリブレーション時に使用するカラーバーやセーフエリアを表示することができる。
Diagnostic Synthをクリックすると、Playerに組み込まれているデフォルトのsynthシーンを表示する。Artworksをクリックすると、Derivative社のアートワークス・ページにブラウザで接続する。(予めネットワークを接続しておく必要がある)Load Synthsをクリックすると、ダウンロードしたシンセ・ファイルを読み込むことができる。
Synthファイルのダウンロード
Artworksをクリックしてアートワークスのページにアクセスしよう。ページ上部のタブを使ってシンセ・ファイルを検索することができる。4つのタブは左から、ラベル、更新状況、ソート設定、1ページに表示するファイル数、をそれぞれ設定することができる。イメージをクリックすると、ページ下部にシンセ・ファイルの説明が表示される。MORE INFOのボタンをクリックすると操作方法、更新暦を確認することができる。DOWNLOAD SYNTHをクリックすると、シンセ・ファイルをダウンロードする。DOWNLOAD PROJECTはTouch DESIGNERに読み込むためのファイルで、Player、Mixerでは使用しない。 気に入ったシンセ・ファイルをダウンロードして、Playerで再生してみよう。シンセ・ファイルのアイコンをダブルクリックするか、起動したPlayerのデフォルト画面でLoad Synthsをクリックして、リストから.synthファイルを選択することで再生することができる。