読み込んだシンセ・ファイルのシーンを操作するために、スライダー、ボタンのインターフェースを使用する。また、プレーヤー右側にあるトランスポート・コントロールエリアではプレイモードの設定、再生コントロールの設定を行うことができる。トランスポート・モード、トランスポート・コントロールには、後述するBPM、Bar、セグメントといった要素を操作するものがあるが、ダウンロードしたシンセをリアルタイムに操作して楽しむだけであれば、PLAY LIVEモードにしてPLAYボタンをクリックし、スライダとボタンを自由に操作するだけだ。
スライダー、ボタン
3Dシーンをリアルタイムで操作するインターフェースは主にスライダとボタンで構成されている。各インターフェースにはどのような機能が割り振られているのかラベルが表示されており、スライダはマウスカーソルでつまみを上下にドラッグすることで、ボタンはクリックすることで操作する。(スライダはラベル下の数値フィールドに直接入力することも可能)
スライダやボタンを素早く操作するためにショートカットが設定されている。各インターフェースへショートカットの設定状況は、マウスカーソルをスライダやボタン上に置いておくと、ポップアップメニューで表示される。
ボタンの場合ショートカットキーを押すと、マウスカーソルでクリックした時と同じ扱いになる。
スライダの場合、ショートカットキーを押しながらマウスを左右にドラッグすることでスライダ操作を行うことができる。さらに他のスライダがアサインされたショートカットキーを押すと、マウスの上下のドラッグに対応して操作を行うことができる。シンセ・ファイルの操作方法はメニューバーのHelp/About this Synth…から参照することができる。
トランスポート・モード
Player、Mixerには以下の4つのトランスポート・モードがある。このモードの切り替えはウィンドウ右側にあるコントロール・エリアで設定することができる。
PLAY LIVE
インタラクティブにシーンをパフォーマンスするモード。
PLAY SEGMENT
レコーディングしたセグメントを再生するためのモード。
RECORD SEGMENT
セグメントをレコーディングするためのモード。
PLAY SEQUENCE
複数のセグメントを並べて再生するモード。
トランスポート・コントロール
トランスポート・モードの下にはタイムラインの操作を行う、トランスポート・コントロール配置されている。各ボタンの機能は以下の通り。
GO TO START FRAME
タイムライン上のスタートフレームに移動。
Alt+←キーにショートカットが設定されている。
Alt+→キーにはエンドフレームに移動するショートカットが設定されている。
GO TO SEGMENT PREROLL
選択されているセグメントの InPOINTから2Bar前のフレームへ移動。セグメントをレコーディングする時にタイミング合わせのために使用する。
GO TO SEGMENT IN POINT
選択されているセグメントのInPOINTへ移動。
PLAY
シンセを再生。
↑キーにショートカットが設定されている。
PLAY/STOPのトグル。
↓キーにBACK PLAYのショートカットが設定されている。
← →キーにコマ送りのショートカットが設定されている。
Ctrl+ ← →キーで1Bar分タイムラインをシフトさせる。