チャンネルデータのCHOPSへのInport

チャンネルデータをCHOPSにInportするには、Fetch CHOPを使用する。読み込むチャンネルデータを設定する方法は2つ。

●OPダイアログでの設定
SourceタブのOPダイアログを使用すれば、目的のチャンネルデータを簡単に絞り込むことが出来る。OP Typeで参照するチャンネルデータがあるオペレータの種類を指定する。ダイアログには以下の4つの項目が表示される。
ch CHOPネットワークを参照
comp COPネットワークを参照
obj OBJECTネットワークを参照
out OUTPUTネットワークを参照

OP Typeが設定されると、指定した種類のオペレータネットワークがOP Netで項目として選択できるようになる。ネットワーク内のパラメータをInportする場合はさらに絞込みを行う。
OP Netが設定されると、指定したネットワーク内のオペレータがOPで項目として選択できるようになる。オペレータネットワークのパラメータをInportする場合は、この項目をnoneに設定する。
Channelsダイアログでチャンネル名を記述する。このダイアログではワイルドカードを使用することが出来る。

Translateを全て指定:t*
Scaleを全て指定:s? (sの後に1文字だけ付くという条件の場合)
Translate X とRotate全てを指定:tx,r*

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●フルパスで記述する
OP Typeの項目をnoneに設定して、Channelsダイアログにネットワークをフルパスで記述しても、チャンネルデータの指定は可能だ。絞込みをすばやく行うことは難しいが、OPダイアログでは指定できない複数のネットワークに存在するチャンネルデータを参照したり、設定しているグループによる指定が出来る。

末尾が M で終わるオブジェクトのTransleteを指定:/obj/*M/t*
G1というオブジェクトグループのScale Yを指定:/obj/@G1/sy

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また、OPダイアログとChannelダイアログを状況に合せて組み合わせて、チャンネルを指定することも可能だ。

OPダイアログ:/obj/none/none
Channelsダイアログ:/*M/t*

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