HoudiniVer7.0新機能 パーティクル編

Houdiniといえば柔軟なパーティクル機能の評価の高さが一番の売りとなっているが、今回も使い応えのある機能が追加されている。パーティクルは元々物理的なパラメータの組み合わせによってコントロールされるのが基本であるが、HoudiniのPOPはさらにモデリングをするように様々なコントロールが出来るのがうれしい。

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AttribTransfer POP
設定した衝突オブジェクトのアトリビュートをパーティクルにコピーすることが出来る。厳密に衝突していなくても、各パーティクルを中心とした影響範囲が設定できるので、コントロールは柔軟だ。Point、Vertexどちらのアトリビュートもコピーすることが出来る。
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Turn POP
強さと軸の設定のみでパーティクルの速度と方向を変更することが出来る。従来ならWind POPなどでコントロールすることが多かったが、それらのアプローチよりもより直感的に変更できる。ちょっとしたモデリング感覚だ。
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Collision Enhancements
衝突オブジェクトに関してジオメトリオブジェクトの指定が可能になった。布のような柔らかな動きで変形するサーフェイス上にパーティクルを這わせるといったことが可能になる。
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