PlayerMixerGuide 1.2 インターフェース概略

Touch0017 PlayerMixerGuideの翻訳版です。インデックスはこちらから。

1.2 インターフェース概略
1. TouchPlayerを起動すると、イメージ・シーケンスをロードするために2、3秒がかかる場合があります。Kalevedシンセの場合、背景とオブジェクトのテクスチャーマップとして使われる2つのイメージ・シーケンスをロードしています。ロードされるまで根気よく待ちましょう。Playerウインドウはスクリーンを最大にしてロックされます。

2. このチュートリアルでは、5つのエリアのインターフェースを見ていきましょう。3D ViewportはTouchシンセが出力されるスクリーン・エリアです。synth panelはシンセの制御を行います。timelineは、映像をレコーディングしている、カレントのフレームを示します記録している間、MP3による映像部は綴じ込みます。Segment Listは、全ての記録されたアニメーション・セグメントを保管します。Transport Controlsは、mixerのモードを管理します。Timing Controlsは音楽とアニメーションの同期のために使用します。

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3. 最初に、Transport Controlsにを見てみましょう。2列のボタンがあります。上の列は重要です。4つのボタンはプレイ・モードを示しています。プレイ・モードは4つの異なるステートのどれか1つに設定されています。各モードは左から順に以下の通りです。

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Play Live
レコーディングなしでシンセをパフォーマンスします。

Play Segment
1つの記録されたセグメント再生します。

Play Record
選択したセグメントにシンセのパフォーマンスを記録します。

Play Sequence
全ての記録されたセグメントのシーケンスを再生します。

4. KalevedシンセはPlay Sequenceモードで起動します。このモードは全ての記録されたセグメントが再生されます。シンセ・コントロールパネルのスライダーやボタンが自動で動いています。TouchPlayerの録画されたアニメーションはコントロールパネルの記録といえます。Touch-Playerは、スライダーとボタンの動きを再現します。記録されたパネル操作の結果としてリアルタイムでイメージが生成されます。Play Sequenceモード中、いつでもコントロールを引き継ぐことができます。スライダーを動かすと、Play Liveにモードに切り替わります。この機能を試してみましょう。たとえば、スライダー1を動かすと、コントラストが変化します。

5. シンセがplay liveモードにあっても、ライムラインのカレント・フレーム・インジケーターは再生を続けます。
音楽は継続して再生されています。しかし、現在シンセのコントロールが可能な状態にあります。音楽に合わせて、思うようにアニメーションを操作しましょう。Play Sequenceボタンをクリックすると、再びシーケンスが再生されます。

6. TouchPlayer 0xxには、Touch Trackにつき1つだけシーケンスが存在します。Touch Trackは再生されているMP3ファイルとシーケンスを構成しているセグメントの組合せといえます。Touch Trackはそれ以外に多くの要素を含んでいます。しかし、このイントロダクションでは説明は省略します。

Segment Listを見てみましょう。Kalevedシンセにはseg1とseg2の2つのセグメントがあります。セグメント上で右マウスボタンをクリックすることで、セグメントのオプションにアクセスすることが出来ます。中マウス・ボタンでセグメント・リストをスクロールすることが出来ます。これはセグメントが多い場合に役に立ちます。数字は右からセグメントのInとOutポイントを表します。

タイムラインには2つのセグメントが存在します。seg1と呼ばれている最初の青いセグメントは、フレーム3590で終わります。seg2が同じフレームからスタートしてエンドフレームまで続いています。

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Play Sequenceモードであることを確認します。seg1の表示の左にあるボックスを左クリックします。タイムラインを見てみましょう。

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7. リストからセグメントを選択すると、TouchPlayerはPlay Segmentモードになります。タイムラインにseg1だけが表示されている状態を確認してください。

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transport controlのモードがPlay Segmentに切り替えられています。

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8. このチュートリアルの後半でレコーディング機能を説明します。次のセクションに進む前に、transport controlsに慣れてください。

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Go to Start Frame
フレームバーを最初のフレームにセットします。

Go to Segment Preroll
フレームバーを8ビート前にセットします。

Go to Segment In Point

フレームバーをカレントのセグメントのスタート・フレームにセットします。

Stop
フレームバーを止めます。

Play
フレームバーを前再生します。

Go to Segment Out Point
フレームバーをカレントセグメントでOutフレームにセットします。