Conference

ConferenceはProducution Talksのような、VFXやゲーム等、プロダクションワークを取り上げたもので構成されています。セッション全体で割合の多いカテゴリです。内容はどちらかと言うとアーティスト系寄りな感じもします。アニメーション、エフェクト系を取り上げたものが多いのも特徴です。ゲーム関連では近年の業界傾向が強く見られ、ソーシャル、ブラウザ系を取り上げている内容もあります。コンソール系がSIGGRAPHとあまり代わり映えしないのがちょっと残念です。(Killzoneシリーズのゲリラゲームズとか期待してたんですがw)

●Conference
FMXカンファレンスは、アニメーション、エフェクト、ゲームとトランスメディアで最も刺激的なトピックを取り上げます。今年はステレオ3D、ライティングとレンダリングの最新の開発概要、オープン・ソース・ソフトウェア、グローバル・プロダクションの議論の新たなスタイルを提示します。CGコミュニティからの経験豊かな専門家と影響力ある人々がトラックを構成、具体化して、組織します。

・Animation Animation
トラックは、ディズニーの“Tangled”、ILMの“Rango”、ドリームワークスの“Megamind”とピクサーの“Cars 2”等、今年、最も話題となるアニメーションのラインナップが特徴となっています。

・Effects
多くのインターナショナルなエフェクト・ハウスが現在公開されている、最も刺激的な技術成果をプレゼンテーションします。 Volker Engelは、“Anonymous”のVFXを紹介します。“Sucker Punch”と“Fast Five”のPixomondoからRainer Gombos、“The King's Speech”のMolinare VFXからDayne Cowan、ハリー・ポッター・シリーズの完成を記念して、Harry Potter Tributeを企画します。 ルック、ツールとテクノロジーの進化をハイライトするだけでなく、世界的なVFXプロダクションへのフランチャイズへの影響にフォーカスします。

・Games
テレビゲームとインタラクティブ・エンターテイメントは、文化的な重要性もつ存在の一歩手前まで発展しました。消費者はすべてのハンドヘルド・デバイス横断して、ゲームをプレイできる事を期待しています。ゲームは限られた低い表現から始まり、広範囲でのソーシャル・ゲーム、友人との壮大なバトル、物語を直感的に体験できる世界にまで進化しました。以前にもましてより多くの人々がゲームを遊ぶようになり、現在は大衆文化に影響するまでに拡大しています。

・Global Production
ビジュアル・エフェクト・ソサエティはグローバル・プロダクションがワークフローと協調融資を取り込むことによる業界の影響について、グローバル・プロダクションに関する特別なトラックを主催します。集中力はより速く、プロダクションの複雑さは急速に拡大しています。

・Tech-Talks
FMX tech talksはライティングとレンダリング、拡大する業界のオープン・ソース活用、新しいインターフェース、立体視、そして業界で最もホットなトピック等、開発を含むトピックに関する広い範囲の見解を広めることを目的としています。

・Stereo 3D
今年、FMXはステレオ3Dの新たなスタイルを取り上げます。これがストリーテリング・ツールとして使われることができる方法を提示します。ステレオグラフィーのアスペクトとテーマ・パーク・アトラクションような、より広い前後関係の大画面へ発展させた方法を議論します。

・Focus on
FMXは毎年、特定の地域で生じたユニークな成功と功績を紹介します。今年はフランスと中国のアニメーションにフォーカスします。