今日はフランクフルトからミュンヘンに鉄道で移動します。ドイツの大きな駅は、ガジェットの世界そのままの雰囲気で、巨大なドームに覆われた構造になっています。むき出し鉄骨がかっこいい。大きな駅は基本的に通り抜けではなくて行き止まりになっているそうです。そのため長距離移動する場合、いつの間にか進行方向が変わっている事もあって、少し焦る事もあるとか。
まずは駅の売店で朝食を買います。Oさんのアドバイスに従って、ソーセージを焼いている売店でソーゼージをパンにはさんでもらって朝食にしました。ソーセージもパンも美味しいです。列車は高速鉄道ICEです。座席が2人掛けと通路を挟んで1人掛けでゆったりしています。全ての座席に電源があるのは、ありがたいサービスです。
約3時間の列車の旅は景色を眺めたり、電源を利用してメールチェックをしたりで、あっと言う間でした。降りたミュンヘン駅はとても賑やかです。ホテルはフランクフルトと同じくInterCity Hotelです。駅に併設されているホテルで色々と便利です。部屋のシングルベッドは北米と比較すると幅が少し狭い印象です。電源はB型のプラグなので、日本から持ち込んだ電気機器はそのままでは繋げられません。プラグのアダプタを使用しているのですが、日本の電源と比較すると差し込みが緩いです。
チェックアウトして身軽になったところで、昼食がてら周辺をぐるっと散策します。まずは、マリエン広場で新市庁舎とご対面。地下鉄の駅から階段を上がってくると、いきなり目の前に現れてインパクトがあります。リアルに見るゴシック様式の建物は存在感が大きいですね。ヨーロッパに来たなぁという実感が湧きます。
昼食はホーフブロイハウスでビールに良く合うメニューで。もちろんビールも頂きます。このお店も昔ながらの内装と味のあるベンチとテーブルで中世の酒場っぽい雰囲気を感じます。生演奏もあって盛り上がります。しかし、いくら観光地とはいえ昼間から1Lジョッキでガンガン酒盛りをするドイツの人々には圧巻です。酔っぱらった陽気さもすごかったです。
その後は駅周辺のデパ地下などを散策。外国に行ったら食料品売り場に行くのが楽しみだったりします。今回驚いたのはビールの安さ。1ユーロしない。水の方が高かったりします。種類の多さにもびっくりしました。野菜は以外と種類が多いです。陳列や売り方に違いがあるのも面白いですね。
一息ついたところで今回のミュンヘンを訪れた第一の目的である、春祭り会場に向かいます。昨年、Oさんがオクトーバーフェストに参加してその楽しさにはまってしまい、今回は春祭りに参加しようということになった訳です。最寄りの地下鉄駅に降りる人は、それらしき人ばかり。民族衣装の女の子が沢山いました。少し現代版にアレンジされていてカワイイです。
会場はビールのテントがあって、その周りには移動遊園地(過激な絶好マシンもあります。)やアーケードゲーム、屋台が並んでいて、ちょっと見た感じでは遊園地の様な印象です。観覧車から全景を見ると後ろには立派な大聖堂が。このコントラストが面白いです。Oさん曰く、オクトーバーフェストの規模の1/4程度。ビールテントが少ない、屋台も少なくて射的屋さんみたいなアーケードゲーム系は無かったとの事。飲み食いする場所はあまり無いといった感じです。
ビールテントの中に入ると生演奏で会場は盛り上がっていました。座席の中央部分にお立ち台があって、お客が盛り上がっています。。。と思ったら、みんな酔っぱらって、テーブルの上に勝手に立ち上がって盛り上がっている状態でした。異様な盛り上がりを感じます。。。みんな羽目外しすぎているようなww
テント内は非常に混んでいるし、会話が難しいほど騒がしいので、アウトドアにあるビヤホールで飲むことになりました。こちらは静かに飲むことが出来ました。なんだかビール飲んでばかりですねw