機器展の続き。Alias|Wavefrontのブースでも映画の名キングの紹介を行っていました。ブースは2つに別れていて、メインのブースではMAYAのStudio、For Gamesが紹介されていました。もう一つのブースではサードパーティ製プラグインの紹介を行っており、AMAPや2次元から3次元へのデーは変換を行う機能が付いたモーショントラッキングツールなどが展示されていました。
MAYA2.5とゲーム向けパワービルダーの情報。MAYA2.5は今年の冬頃のリリースで、PaintEffectがバンドルされるようです。ゲーム向けバージョンは 基本的にMAYAからレンダリング関係を省いた内容で、ゲームプラットフォーム向けリアルタイムSDKが付いた構成になるそうです。価格は¥45,000位になるとか。MELもそのまま使えるような内容だとしたら、魅力的な製品になるとおもいました。
今日は中日で珍しく時間に余裕ができる日です。いつもは8:30からコースやペーパーが始まるのですが、この日だけは9:00からスタートする物ばかりになるのです。機器展も始まって今日はいちばん賑やかなSIGGRAPHになる日です。
今日も予定変更。ファイナルプログラムでスペシャルセッションとしてSWのメイキングが行われることが判明。これは外せません。(笑)内容の方は各シーン別にメイキングの紹介がダイジェストで行われました。SIGGRAPH出発前に「絶対に紹介されるセッションがあるから、その前に見ておかねば!」と事前にスクリーンで見ていたのですが、非常に細かい部分にまでデジタルエフェクトが使われている事を知って、驚きました。デジタルキャラクターや派手な場取るシーン以外にも巧みに、さり気なくエフェクトを使うことで効果的なシーンを数多くつくりだしていることがこのセッションではよく分かりました。さらに、明日にはSketchesでもう少し突っ込んだ内容を紹介される予定があり、スケジュール変更が大変になりそうです。(^^::
午後2つめのセッションは予定通り、Panel のCG Crowds:The Emergence of the Digital Extra を受けました。このセッションでは、群集のデジタルエフェクト、特にキャラクターに焦点をあてて、デジタルエクストラに関してディスカッションが行われました。PDIのアンツ、ILMのSWでドロイド、PIXARのバグズライフ、ドリームワークスのプリンスオブエジプトと各パネリストの事例が紹介され、群集の技術でどのような問題が現在あるのか、今後の課題は何かと言った事がディスカッションされました。
ディスカッションの内容よりも、ILMの群集ツールがMAYAのMELスクリプトで作られているのが非常に印象的でした。「なぜMAYAでツールを作っているのか」という質問に「ポッドレーサーで非常に良い結果がでたのとMELで作れる可能性があったため」という返答が印象的でした。